犬をお留守番させる時の対策

犬をお留守番させる時の対策

普段、毎日一緒に過ごしている愛犬でも仕事や用事があり一人でお留守番させなくてはいけない時がありますね。

飼い主さんによってはお留守番させるのが心苦しくなってしまい、執拗に甘やかしてしまったり声をかけてかまってしまいがちになります。実はこれは犬にとっては逆効果になります。お留守番させる時の対策について紹介します。

 

◆愛犬をお留守番させる時の間違えた対応とは?

犬は基本的に群れて生活する生き物なので、一人ぼっちでいることが得意ではありません。普段一緒に過ごしている家族が離れていってしまうことに対して不安に感じてしまいます。例えば留守番前にたっぷりとかわいがって撫でて抱きしめてあげるとします。犬にとっても嬉しい気持ちになりますね。その後飼い主さんが出かけてしまうと、急に一人になってしまい寂しい気持ちになってしまいます。感情が高ぶっている時から一人になると不安を感じてしまいます。愛犬を一人にするのがかわいそうだからとお留守番前に甘やかせてしまうと、逆効果になってしまうのを忘れてはいけません。出かける前は犬を触らない。
犬に対して「行ってきます!」と声を掛けない。
行ってくるね!などと声をかけて出かけると、「行ってくるね」=飼い主が居なくなる合図となり、その後の不安感か高まってしまいます。

 

◆愛犬にストレスをかけずにお留守番させるには?

愛犬にストレスを感じさせることなくお留守番させるには、できるだけいつもどおりの穏やかな状態で過ごすことが大切です。お留守番をさせる前の10分はできるだけ構わないようして、飼い主さんの存在を薄くしていきます。また知的玩具を使って愛犬が夢中になって一人遊びができるようなおもちゃを用意してあげるのもいいでしょう。一人遊びができるようになるとお留守番にかかるストレスの解消になります。因みに犬をケージやサークルに入れてお留守番させるとストレスになってしまうのでは?と躊躇してしまう飼い主さんもいますし、ヨーロッパではゲージに閉じ込めることは虐待だといわれることもあります。しかし、室内をフリーのすることで起こる事故は防ぐことが出来ず、ゴミ箱をあさり、ビニールを食べ腸閉塞を起こしたり、食べてはいけないものを食べて中毒死したり、コードをかじって感電していたり、最悪火事にもなります。目の届かない間犬の安全を確保するためにケージサークルに入れるのが日本的考えです。犬にとっても安心できるスペースを作ることになりますよ。

 

犬は10時間程度の時間であれば個性やある程度の訓練は必要になるものの、一人でお留守番ができると言われています。最初は短い時間を少しずつ積み重ねて、ストレスを感じることなくお留守番ができるように工夫してあげましょう。

 

愛犬をお留守番させる時はできるだけ温度差を感じさせないように工夫してあげることが大切です。お留守番も日常の一コマになれば犬にとってお留守番させられているという間隔はなくなります。帰ってきた時は思いっきり抱きしめて甘やかせてあげてくださいね!

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