柴の毛色が変わった?選ぶときのポイントは?

柴の毛色が変わった?選ぶときのポイントは?

かわいい柴犬の赤ちゃんを我が家に招き入れて半年、「あれ?毛の色が変わってきている?」なんて不思議に思われる方もいるかもしれません。柴犬はアンダーコートが換毛期に抜けるダブルコートの短毛犬種でもあります。

ダブルコートの犬種は赤ちゃんの頃と毛の色が変わる場合が多いといわれていて、柴犬もその現象が起きているのです。どんな柴犬だってかわいいけど、毛の色の好みもありますよね。そんなあなたに柴犬を選ぶときのポイントをご紹介します。

 

 

■柴犬の毛の色の変化とは?

柴犬で一般的な毛の色といえばやはり茶色をイメージする人が多いのではないでしょうか。実は同じ柴犬でも毛の色にはさまざまな種類があります。例えば「胡麻」「白毛」「赤毛(茶色)」「黒毛」などの種類があり、なかにはなかなかお見掛けできない珍しい犬種の美濃柴「赤一枚」などという柴犬もいます。

 

その中でも一番多いのはやはり赤毛の柴犬で全体の約8割にもなります。柴犬の毛の色によって飼いやすさや性格が変わるわけではなく、見た目の印象が違って見えるだけです。

 

柴犬の毛の色が変化する理由は主に「遺伝」によるものです。柴犬の個体にそれぞれ遺伝子を持ち合わせていて、親の毛の色に大きく影響を受けます。一番は赤毛で次に黒毛の遺伝子が強いといわれていますが、親とは違った色で生まれる子もいますし一概にはいえません。

 

色にはある程度の法則がありますので、柴犬を選ぶときに親の色は何色だったのか?を確認しておくと安心です。ただしあくまでも基準になりますので換毛期に大きな色の変化があっても驚かないでくださいね。

 

 

■希望の柴犬の毛の色を飼いたい!

ダブルコートの犬種なので春と秋の換毛期のあとに購入するか、もしくは色の影響が一番はっきりと出る成犬になってから飼うと、色の変化が少なくなりますが、日本の場合は子犬販売が主流であり、トイレの躾等も考慮すると選択肢は子犬になりますね。。出来れば両方の親の色を聞いておいてください。

 

ちなみに白柴の場合は生まれた時から全体が白っぽく、白というよりクリーム色。昔は淡い赤と言われていましたが呼びにくいので現在は白と呼ぶのが一般的。見た目は珍しいのですが、白は色素の劣性遺伝ですので白と白と掛け合わせ白を産ませるのはタブーです。しかしそんなことも知らないブリーダーは白はレアカラーだと白と白と掛け合わせて白を産ませ、高値で販売するというとんでもないブリーダーもいます。白は黒と掛け合わせます。選ぶときにしっかりと確認してから購入するようにしましょう。また柴犬は老犬になると少しずつ毛の色が薄く白っぽくなるのも特徴です。

 また、口黒のの子犬が産まれることがあります。口黒の子は色素が濃いと判断できますので、将来年をとっても赤の色味が強いという長所があります。10歳になったとき、普通の赤柴と幼少期口黒であった柴を比べると幼少期口黒の柴の方が若々しく赤々してます。 そして口黒はほとんどの子が普通の赤柴の口になります。口周りの黒の毛は抜けちゃうんですね。

 

柴犬の毛の色が変化するのは自然のことです。最初は驚いてしまうかもしれませんが、成長している証でもありますので、しっかりとブラッシングしてあげて美しいつややかな毛を保つようにしてあげてくださいね。

 

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