しつけは子犬の頃からが重要そのポイントとは

しつけは子犬の頃からが重要!開始時期やそのポイントとは

犬を飼うとしつけをどうしたらいいのか考えてしまいますよね。子犬のうちからわざわざしつけをしなくてもいいのでは?なんて思っていませんか。

まだ赤ちゃんだしもう少し大きくなってから…なんて思っていたらしつけが全然できなくなってしまい、「待て」「おすわり」が苦手な犬になってしまったなんて後悔している飼い主さんもいるのではないでしょうか。

 

しつけはできるだけ早い時期から教えることで、社会生活に馴染みやすくなり成犬になった時に振る舞いに大きな違いが出るといわれています。

 

 

■犬にとってしつけとは?

しつけはその犬の一生を左右するほどとても重要なものです。子犬は生まれてから3ヶ月までを「社会化期」と呼びます。恐怖心なんかなく好奇心で物事をどんどん吸収する時期になるので、しつけはせずに日々の体験の中から社会のあり方を学んでいきます。

 

外の景色を見ながら人間を理解し音や景色を楽しむ貴重な時期でもあります。ちょっとした経験の積み重ねが犬にとって人生を左右することになりますので、しつけよりも経験することを優先させてあげましょう。その為生後6ヶ月頃からしつけを行うのがいいと言われています。

 

犬を飼うということ、あなたは犬の「飼い主」になるということです。さまざまな責任が伴いますし他人に迷惑をかけてしまうことがないように最低限のしつけをしてあげなくてはいけません。

 

犬が萎縮してしまうような厳しいしつけや、ドックトレーナーのようなしつけではなく生活していくなかで困らない程度のしつけをしてあげることは犬の為でもあるのです。

 

 

■子犬の頃からしつけをする重要性

でもどうして赤ちゃんの時期である子犬の頃からしつけをしないといけないのか?と疑問に思うかもしれません。たどたどしい歩き方や小さくて守ってあげたくなるようなかわいい時期にしつけなんて…と思いついつい甘やかしてしまいがちです。

 

子犬の頃はそのままでも良いとしても成犬になったときにきちんとしつけができているかどうかは大きな差が出てしまいますし、犬は人間の10倍近いスピードで歳をとりますので生後6ヶ月にもなると、人間の子供でいう3歳~5歳ぐらいの時期に当たります。この時期からしつけをするには十分な歳でもあるのです。

 

 

■どんなしつけからスタートすればいいの?

生後6ヶ月の頃は、まずは名前を覚えさせることからスタートしてみてください。

 

しっかりとアイコンタクトをして自分の名前を呼ばれている間隔を覚えてもらわなくてはいけません。目を合わせて名前を呼んで振り向いたら思いっきり褒めてあげます。これを何度か繰り返しているうちに名前を呼ばれて飼い主さんのところに行くと褒めてもらえると思うようになります。

 

ただし怒る時に名前を呼んでしまうと「怒られるのかも…」と思うようになり名前に反応しなくなってしまいます。犬はとても賢い生き物ですので、統一性のないしつけの仕方をしているとわからなくなってしまうのです。必ず褒めるときに名前を呼んであげてくださいね。名前の呼び方はその時や人によって変わってしまうと混乱してしまいますので、必ず統一することが大切です。

 

また子犬の時期はあまがみが癖になってしまう犬もいます。犬にとっては遊んでいるつもりで飼い主さんの気を引こうとしているに過ぎません。子犬の頃は歯が小さくて力も弱いので大けがにならないかもしれません。でも、成犬になってからその癖を直していないと飼い主さんだけでなく近所の人にも噛み付いてしまい大けがをさせることになってしまいます。成犬になってからその癖を直そうとしても簡単には直らず苦戦することになります。

 

 

■犬にとってしつけは命を守る大切なこと

犬にとってしつけを正しく行うことは命を守ることでもあります。危険が迫っている時に名前を呼んで近く来てくれるのも飼い主さんとの信頼関係があってこそ成り立つものです。もしリードが離れてしまった時に「おいで」といってそばに来てくれるかどうか、日々の生活のなかで試してみてください。

 

しつけがきちんとできている犬は多くの人に受け入れられるようにもなりますし、人に迷惑をかけない為にも必要不可欠です。世の中には犬が苦手な人もいますし、受け入れてもらうためにはしつけはとにかく重要なのです。

 

またあまりに厳しいしつけで主従関係を作るのではなく、お互いが大切な仲間であることを認識させ、信頼関係を構築することが大切です。

 

 

子犬の頃からしっかりとしつけをしてあげることは犬を飼う上での責任でもあります。責任の中には犬を安全に安心して生活できるように飼い主がしてあげることも含まれます。ただ甘やかすだけでは犬の為にはなりませんので、適度なしつけとたっぷりの愛情を持って接してあげてくださいね。しつけをしたからといってお互いの関係性ができていれば犬から嫌われることもありませんし、お互いがより良いパートナーになれるはずですよ。

 

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