犬への愛情、行動やしぐさを見ればわかります

犬への愛情、行動やしぐさを見ればわかります

犬は愛情深く飼い主さんに対してとても従順です。でも飼い主さん側はどうでしょうか。もしかすると愛情を表現してかわいがっているつもりなのに、犬にとっては嫌な気持ちになっていて、あなたの愛情表現が伝わっていない場合もあるのです。

 

 

愛情を受けている犬とどうでない犬にはどんな違いがあるのでしょうか。

 

 

■犬にとって飼い主がすべて

犬にとっては飼い主さんといることほど幸せなことはありません。一緒にいることが唯一の安全な場所となり、幸せを実感できる場所でもあるのです。

 

もちろん“愛情”と“甘え”は違いますし、飼い主が愛情を持って接しているつもりでも逆にそれをストレスに感じてしまえば問題を起こすようになってしまうことや、気持ちが安定せず情緒不安定になってしまうことがあるのです。

 

それらは犬の性格の違いだと思っているかもしれませんが、犬にとって飼い主さんから得られる影響ほど大きいものはなく間違えた愛情を向けていることが原因になってしまっていることもあるのです。

 

 

■愛情を受けて育っている犬の特徴

愛情をたっぷりと受けている犬にはある共通点があります。例えば、犬がじーっと飼い主さんを見つけてくるのは「大好きだよ」という気持ちの表れでもあります。犬にとっても最大お愛情表現でもありお互いが見つめ合うことで、“オキシトシン”が分泌されてより安心して幸せを実感できるときでもあるのです。

 

また飼い主がしている行動を真似するのも愛情をたっぷり受けている証拠です。あくびをしたらあくびを返してくれる、ベッドに横になったらその横で同じようにひっついて寝るなど、飼い主のことを誰よりも近くで見ているからこそ同じような行動に出るのです。

 

信頼している証拠ともいえますね。犬が愛情を受けていると感じると、その愛情を飼い主にも返そうとします。一緒にお散歩に出かけて遊ぶ、ちゃんとできたときには「よくできたね~」と大げさなぐらい頭を撫でて、抱きしめてあげてください。

 

犬にとって飼い主から認められる・褒められることはとても幸せなことなのです。

 

 

■愛情不足で育っている犬の特徴

逆に愛情を感じていない犬の場合はどうなのでしょうか。自分の手足をひたすら舐めていたり、家中にトイレをしてしまう、物を壊したり飼い主につきまとうなどの分離不安がおきてしまいます。

 

飼い主が目の前からいなくなることに対して信用することができず、不安な気持ちを自分ではどうすることもできなくなってしまっているのです。これらは犬が発している愛情に飼い主さんが答えてあげられていないときや、散歩や一緒に遊ぶなどの行動が足りていない証拠でもあります。

 

気持ちが安定しない情緒不安定なままでは、いつまでたっても問題行動を繰り返してしまいます。こんな行動が見られた時には、犬と過ごす時間を増やしてあげたり一緒にお散歩に行ってくたくたになるまで遊んで、犬に思いっきり愛情を注いであげましょう。

 

 

犬は言葉で話せない分、一生懸命自分の気持ちを飼い主さんに伝えています。その犬の気持ちに向き合い、ちょっとした変化にも気付いてあげることが、飼い主さんが犬に愛情を持って接することにも繋がるのかもしれません。また過度な愛情やしつこ過ぎるのも犬は苦手なので、適度な愛情を心掛けるようにしてくださいね。

 

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