豆柴のシニア犬との向き合い方。飼い方のポイント

豆柴のシニア犬との向き合い方。飼い方のポイント

人間も年を取るように、犬も年を重ね老犬になります。

年々犬の平均寿命は伸びていますので、長く一緒に過ごせる時間が増える分、老犬として過ごす時間も増えることになります。子犬や成犬とは違った注意点もあり、どう向き合っていけばいいのか戸惑うこともあるかもしれません。豆柴のシニア犬との向き合い方や、飼ううえでいずれはやってくるシニア期との向き合い方について紹介していきたいと思います。

■豆柴のシニア期っていつから?

日々一緒に過ごしていると、以前よりも、動きが穏やかになってくると「年を取ったな~」と感じている飼い主さんもいるのではないでしょうか。犬の寿命は12年~15年前後と言われており、豆柴でも17年以上生きる長寿の犬もいます。そのうち、老犬と言われるのは、主に9歳以降です。人間でいうと50歳を過ぎたぐらいと同じになるため、少しずつ成犬とは違った変化を感じるようになります。

シニア期見た目の違い

シニア期に入ってくると、ちょっとぽっちゃりとした体型になる豆柴も多いようです。特に豆柴は太りやすい特徴もありますし、運動量も少なくなるので、太ってきたな…と感じるとシニア期に突入していることも。食べたがるのに体重が増えてしまうので、飼い主さんにとっては、食事の管理に苦戦する部分もあるかもしれません。また、個人差はありますが目が濁ってくる場合もあります。白内障などの病気が原因など違いはありますが、加齢とともに、その割合は増えてきます。目が以前よりも濁ってきたなと感じたら、何か異常がおきていないか、一度動物病院などで相談しておくと安心です。

臭いの違い

シニア期に入ってくると口臭などの臭いの違いを感じることもあります。特に消化機能がどんどん落ちてしまうので、口臭が起こりやすくなるのです。犬はもともと虫歯ができやすい動物ではないのですが、歯周病や歯肉炎などの航空トラブルは起こりやすく、以前よりも歯のケアが必要になります。シニア期による餌の種類が変わったことでも口臭が起こりやすくなるとも言われています。以前よりも口臭が強くなったなと感じたときは、口腔ケアなども一度見直してみてもいいと思います。口腔ケアは早期発見で重症化させないようにしないと、犬の身体にも負担がかかってしまうので、注意が必要です。

体調を崩しやすくなる

シニア期になると今まで特に病気をしたことのない犬も、体調を崩しやすくなることがあります。これは免疫力が低下しているためで、ウイルスや細菌性の疾患を引き起こしやすくなってしまいます。今まで以上にちょっとした変化のサインを見逃さないように気をつける必要があります。皮膚疾患や口周り、お尻周りなども含め清潔な状態を維持できるようにしていきましょう。また、犬によっては認知症を発症してしまうこともあります。急に夜泣きをするようになった、以前よりも餌を食べる頻度が増え、食べたことを忘れてしまうなど以前との違いを感じることもあると思います。また、以前はちゃんとできたのに排泄で失敗することが増えるケースもあります。犬のもともとの性格によっても違いますが、シニア犬などに認知症は多く見られることです。加齢に伴い、こうした問題が起きることも認識しておきましょう。認知症は複数の症状が重なって起こるものなので、病院などで相談して治療方針なども決めるようにしておきましょう。

■豆柴がシニア期に入ったら見直すべきこと

豆柴が9歳以上になりシニア期に入ったときは、安全に生活していくためにも、日常生活のなかで見直すことも必要になってきます。シニア期になると、どんなポイントを見直すべきなのか、紹介していきたいと思います。

運動量も少なくなるシニア期は、毎日食べる餌も見直す必要が出てきます。シニア期は太りやすくなってしまうので、カロリーを控えられるようなシニア期用の餌に変えていきます。犬のなかには嗅覚が衰えることで、味の濃いものしか食べなくなってしまうこともあります。噛む力が弱くなっているときはふやかせて食べさせるときもあります。犬の餌は温めることで香りが強くなるので、食欲が出ない犬の場合は、そのままではなく一工夫をして与えるようにしましょう。食べないからと人間の食事ばかりあげていると、あっという間に体重が増えてしまい、ダイエットなどの問題も出てきます。また夜泣きが増えてしまったときは、餌のなかにそうした配慮をしてくれる成分入りのものもあります。犬の状態によっても変わるのでどんな餌にすればいいのか、医師に相談してみてください。

環境

視力や聴力などが低下してしまうこともあり、普段犬が過ごす環境なども見直す必要があります。危険な段差はないか、排泄等の粗相をしてしまっても拭き取りやすい工夫をしているか、ぶつかったときに落ちてくるような危険なものがないかなども、必ず確認するようにしてください。足腰を悪くしていると、滑りやすくそれが原因でケガをすることも考えられます。階段などの段差や、危ない場所には行けないようにガードをつける、毛の長いカーペットは爪をひっかけてしまうこともあります。特にお留守番のときなど目を離す時間が長い人は環境の見直しも必須です。

■犬の認知症が相談できる動物病院を探しておく

今までかかりつけの動物病院があったケースでも、認知症になると専門の病院に転院して都度相談していくようになるケースも少なくありません。動物病院によっては、症状の説明程度にとどまってしまうこともあります。老犬ならではの悩みや対策なども含め、相談しやすい病院を探しておくと安心です。介護などが必要になると、行く頻度も増えますので、こうした老犬ならではの相談先はとても重要です。

■まとめ

豆柴のシニア期と向き合ううえで、覚えておいてほしいことをまとめてみました。飼い主さんにとって大変な部分も出てくると思います。介護などが必要になれば、今まで以上に目を離せなくなってしまうことも。

シニア期の向き合い方はもちろん、早めに準備をしておくことも大切です。愛犬との限りある時間のなかで、たくさんの思い出を作れるようにすること、年齢に合わせて最適なお世話ができるように、工夫していきましょう。

 

 

 

 

 

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