柴犬(豆柴)がなつかない…意外な理由や対策について解説します
犬を飼ったら、飼い主さんの誰もが懐いてほしいと思うものではないでしょうか。
ただ、和犬である柴犬(豆柴)を飼ったものの、なかなか懐いてくれない…と悩む人も多いようです。例えば今まで洋犬を飼っていた人や、和犬のそもそもの特徴を知らずに接してしまっている人もいるのではないでしょうか。柴犬(豆柴)が懐いてくれないとき、どんな理由が考えられるのかについて、わかりやすく解説していきたいと思います。
■柴犬(豆柴)の基本的な性格は?
そもそもどうして柴犬が懐かないと思いますか。まずは、柴犬の性格について、飼い主さん自身が理解してあげることも必要です。柴犬はもともと信頼した相手に対して、忠実に守る誠実な性格をしています。そのため、とても忍耐強く、飼い主さんのことを大切にします。
また、小さく弱々しい印象ではなく、ちょっと強く見られることも多いため、なかには頑固で融通のきかないイメージを持っている人もいると思います。柴犬の性格は、とても繊細です。そのため経験や体験からなにか恐怖心や不安を強く感じてしまうと、ときには攻撃的な行動に出てしまうこともあります。
もともと猟犬だったこともあり、番犬としての役割を担っていたこともあります。なかにはどんな人に対してもフレンドリーな柴犬もいるかもしれませんが、基本的に誰にもしっぽを振って愛想をふりまくようなタイプではありません。
また、絶対的な信頼を持っている飼い主さんに対しては、甘えん坊で可愛らしい一面も。こうした柴犬の性格を、まずは理解してあげること。そのうえでどうやって接していけば、お互いの信頼関係を築き、仲良くできるかを考えていきましょう。
オスとメスでも性格が違う?
同じ柴犬でも、オスとメスによっても性格的な違いがあります。例えばメスは好奇心が旺盛で八方美人な性格をしているため、動きも活発でやんちゃな一面があります。おとなになると徐々に落ち着いてはきますが、お散歩中など他人に愛想良く接してくれるのはメス犬のほうが多いです。
それに対してオスは成犬になるととても落ち着いた性格になりますが、群れの動物であるが故縄張り意識も強めです。飼い主さん(群れのリーダー)に従順であるものの、飼い主さんが優柔不断で気分やであれば自らがリーダーになろうと飼い主さんに牙をむくこともあるので躾けはしっかりとしなければなりません。柴犬の番犬や猟犬としての一面が強く感じられると思います。
■柴犬(豆柴)が飼い主さんに懐かない理由
柴犬を飼っていても、なかなか懐いてくれないと、飼い主さんにとっても不安に思うと思います。いくつか理由は考えられるのですが、おそらく「信頼関係」が築けていないのが、一番の理由だと思います。柴犬にとっても飼い主さんは自分のことを大切にし、守ってくれると認識すれば、とても忠実な態度をとるはずです。ただ、この信頼関係が築けていないと、指示を出しても言うことを聞いてくれない、反抗的な態度をとることもあります。
また、柴犬に限らず飼い犬に懐いてもらえない飼い主さんは「気分屋」な傾向にあります。飼い主さんがそのときの気分によって、犬に対しての接し方を変えていると、自然と壁ができてしまうことがあります。柴犬はもともと自立心の高い犬になります。
とても冷静に判断しますので、飼い主さんのことをとてもよく見ています。それなのに、そのときによって態度が違うとどうしても、信用できなくなってしまうのです。とても敏感だからこそ、飼い主さんが気分で犬と接することのないように気をつけてくださいね。
他にも「社会性」が関係していることもあります。性格的な面だけではなく、子犬の頃に社会と触れる機会が少ないと懐きにくくなってしまうことも…。もともと警戒心が強いのが柴犬の特徴でもあるので、子犬時代をどう過ごすのかによっても変わってきます。他の犬以上に社会にふれる機会を作ってあげること、成犬になってからでもできますが、子犬の頃から触れることで、懐きやすくなる場合もあります。
■柴犬(豆柴)が懐かないからと飼い主さんが焦らないこと
柴犬は他の犬と比べても、学習能力に長けていると言われています。ただ、集中力が続きにくいのも特徴の一つになりますので、懐かないとしても飼い主さんが焦らずに時間をかけて関係性を築いていくようにしてください。急な変化を苦手としていることもあり、環境を変える、接し方をいきなり変えると、パニックになってしまうこともあります。柴犬がすぐに受け入れてくれなくても、犬のペースで待つようにしましょう。
また、柴犬に懐いてもらうためには、日々の行動を固定化(ルーティン)にすることも必要です。もともと変化が苦手なこともあり、いつも通りの日常を好む傾向があります。きっちりと時間まで固定にする必要はないのですが、ある程度流れを決めておかないと負担になってしまうこともあります。できるだけルーティンにしておき、急に変えないこと。犬が苦手なメンテナンス系も、タイミングを決めておくと安心してもらえます。
飼い主さんがこうした態度を見直すだけでも、柴犬との関係性を築きやすくなりますよ。
焦ってイライラすると、せっかくの機会を逃すことになるので注意してくださいね。
■手でご飯やおやつを与えてみるのもおすすめ
柴犬が懐かないと悩んでいるときは、手を使ってご飯やおやつをあげてみることもおすすめします。お互いの信頼関係を築くことにも繋がります。お皿に置いて「はいどうぞ」ではなく、手から与えることで警戒心を徐々になくしていきましょう。犬は自分のお世話をしてくれる人に対して、警戒心を持ちにくいとも言われています。餌やおやつをくれる人は特別な相手になりやすいのもあり、手から与えて様子を見てみましょう。飼い主さんとの距離をいかに縮めていくかも、柴犬に懐いてもらうためにも必要です。
■まとめ
柴犬(豆柴)が懐いてくれないと悩んでいる飼い主さんにとっても、まずは信頼関係を築くのにどうしたらいいのか?を一番に考えてみてください。人間だって信頼関係の築けていない人と一緒にいるときに、心を開けませんよね。一緒に過ごす時間をつくりコミュニケーションの時間も楽しめるようになると、お互いの距離が縮まっていくのも実感できるのではないでしょうか。柴犬との生活を楽しんでくださいね!
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