マンションで飼いやすいペットとは？飼う前の注意点

こんにちは、豆柴専門ブリーダーの摂州宝山荘です。
マンションで一人暮らしをしていると、帰ってきたときにペットが出迎えてくれたら嬉しいのに…と思ったことがあるのではないでしょうか。そもそもマンションではどんなペットが飼えるのか、飼いやすいペットはどんなものがあるのか気になりますよね。

今回は、マンションでペットを飼う場合に、おすすめの種類や選び方のポイントについても、詳しく紹介していきたいと思います。

■ペット可の物件であるかどうかは大前提

マンションでも、ペットを飼ってもOKにしているところもあれば、飼うのをNGにしているところもあります。部屋の契約をしたときに「賃貸借契約書」を交わしていると思います。そこに記載があるかどうかで確認できます。ペットを飼ってはいけないルールのマンションの場合、バレてしまったときに、大きな問題になってしまいます。火災報知器の点検や、ちょっとしたトラブルなどで管理人さんが室内に入ることがないとも限りません。また、ペット可にしているマンションでも、飼う場合は事前に申請をして敷金の支払いが必要なケースや、ペットのサイズや種類などが決まっていることもあります。この辺りはマンションによっても考え方が変わるので、ペットを飼う前に必ず確認しておきましょう。

■ペットを飼うメリット・デメリット

マンションでペットを飼うメリットとして、なんといっても「癒やし」があると思います。甘えてくれる姿に癒やされますし、リラックスしてのんびりとしている姿、気持ちよさそうに寝ている姿など、日々の疲れが吹き飛んでしまいます。心身のリラックス効果もあり、アニマルセラピー的な一面もあると思います。デメリットとしては、お金がかかり、ペット生活の中心にせざる得ないことだと思います。旅行に行くときは預け先を探す必要がありますし、体調が悪いときは病院に行かなくてはいけません。ペットを飼う前にまずは環境が整えられるかどうかも考えておいてくださいね。

■マンションでも飼いやすいペットの種類とは

マンションがペット可であるのが確認できたら、実際にどんなペットがおすすめなのか見ていきましょう。あなたのライフスタイルによってもペットの選び方が変わってくると思います。今回は一人暮らしでも飼いやすいおすすめのペットを紹介します。

ハムスター

予算を押さえつつかわいいペットを飼いたい人におすすめなのが、ハムスターです。くりくりとした大きな瞳が印象的で、場所を取らずに飼いやすいのも魅力だと思います。ワンルームなどの狭い部屋のなかでも飼いやすく、鳴かないのもマンション向けです。ただ夜行性のため、夜に回し車をグルグル回すので、気になって眠れない人にはおすすめしません。また何でもかじってしまうため、コンセントなど外に出すときは十分に注意してください。ハムスターの寿命は2年～3年程度になりますが、手のひらに乗ってきてくれるなど、愛らしい姿で癒やされるのではないでしょうか。

うさぎ

室内飼いに向いているペットといえばうさぎもおすすめです。おとなしくほとんど鳴かないので騒音などの問題が起こりにくいため、マンションにも最適です。飼い主さんにも懐くので、飼ってみた人にしかわからない一面も見られると思います。ただ、若い頃のうさぎはとにかくやんちゃなので、部屋のなかを走り回り壁やコンセントをかじってしまうことも少なくありません。植物なども食べてしまうので、届かない範囲に置く必要があります。お留守番中はゲージに入れておかないと、うさぎにとっても危険です。またうさぎによっては15年前後生きることもありますが、5歳をすぎると病気になりがちです。うさぎは環境の変化に弱く、食べられなくなると死んでしまいます。そのため、長時間家を空けない人のほうが、飼いやすいペットでもあります。飼い主さんもよくなついてくれますよ。

猫

一人暮らしのペットというと、まず始めに思い浮かぶのが猫だと思います。お散歩が必要ないこと、お留守番もでき一緒に寝るなど充実したペットライフが過ごせると思います。飼い主さんの後をついてくるのもかわいいですね。ただ飼うための維持費は安いとはいえません。餌や砂、ワクチンなども必要になってきます。また15年前後は生きると言われていますし、のんびりとしたマイペースな姿がかわいいです。賃貸マンションの場合、猫を飼ううえでいくつか注意しなくてはいけないこともあります。とにかくいたずら好きなのもあり、壁で爪とぎをしてしまうこともあります。また、猫は多少匂いの問題もありますし、マンションによっては飼ってはいけない規約になっているところも。鳴き声もあるので、猫を飼っても問題ないか、必ず確認しておきましょう。

犬

一人暮らしでもやっぱり犬を飼いたい！と思う人も多いと思います。家に帰ってきたときに嬉しそうにしっぽを振ってくれる姿にも癒やされます。飼い主さんにも従順ですし、よきパートナーとしても、おすすめできます。ただ、犬でも小型犬など室内に向いている犬種に限ります。また、朝と夜でお散歩に行く時間がとれる人でないと難しいと思います。他のペットに比べてお金もかかるので、ある程度余裕のある人でないと現実的とは言えません。ワクチンや餌、ペットシートはもちろん、首輪やリードなど小物も必要になります。犬は長生きなのもあり、最後まで責任を持って飼えるかどうかを考えて決めてくださいね。

爬虫類

好き好みはあると思いますが、爬虫類もペットして人気があります。トカゲや蛇など思っている以上に手間もかからないので、比較的飼いやすいペットでもあります。餌をあげる頻度も2日～3日に1回なので、仕事で家を空ける人でも安心です。初期に設備を整えるための費用はかかりますが、10年以上生きる爬虫類も多いので長く生活をともにしたい人にも向いています。ただ、餌が昆虫なんてケースもあるので、苦手でない人じゃないと飼い続けられないと思います。おとなしいのもあり、マンションの騒音問題の心配もありません。