犬の鼻を見ると健康状態がわかる?見極める方法

犬の鼻を見ると健康状態がわかる?見極める方法

みなさんこんにちは、大阪高槻市にて豆柴のブリーダーをしています摂州宝山荘です。

犬の鼻を見ると健康状態がわかる、そんな話を聞いたことがありませんか。犬の鼻をまじまじと見ている飼い主さんは少ないかもしれません。犬にとって鼻は健康のバロメーター的な存在です。犬の鼻を見るときのポイントについて説明したいと思います。

■犬の鼻の状態で健康がわかる?

犬の鼻の外側は「外側鼻腺」と呼ばれるものになり、健康な状態だと真っ黒で程よく湿った外見をしています。もともと犬の鼻には「体温調整」と「臭いを嗅ぎ分ける」2つの役割を担っています。鼻が適度に湿っているほうが、臭いをより敏感に感じやすくなるといわれています。

もともと嗅覚に優れている犬でも、自分の身を守るために鼻で臭いを嗅ぎ分けるのはとても重要です。また、犬の鼻には幹線があるので汗を排出し体温を調整する役割もあります。ただ、鼻だけですべての熱を調整することはできないので、呼吸と合わせて行うことによって、鼻の健康状態を調整しているのです。

ちなみに犬も高齢になってくると鼻の分泌液が少なくなるので、より乾燥しやすくなります。若い頃とは、鼻の状態が変わってくることも覚えておいてくださいね。また、紫外線を強く浴びると鼻がピンク色など薄くなることもあります。犬の鼻はちょっとしたことでも変化するので、意識的に見ておくことも飼い主さんにとって重要です。

■犬の鼻で要注意のときとは

犬の鼻の状態のなかで、注意しなくてはいけないときもあります。例えば鼻がひび割れするほど乾燥しているときは、何かしらの不調が起きている可能性が考えられます。また、鼻水が出ているときは副鼻腔炎や歯周病などの別の場所に原因があります。

鼻の乾燥が見られるときは、口腔内の環境が悪くなっている、脱水が原因となっていることも。鼻が乾燥しているといって必ずしも不調とはいえないものの、長く続いているときは一度かかりつけの病院に相談に行くようにしてくださいね。こまめに見ていると「あれ?鼻の状態がおかしいな」と思うこともあります。

■まとめ

犬の鼻の状態を見ると健康なのか、また何かしら不調が出ているのかが見えてくるはずです。もちろん、乾いているからといって必ずしも不調とはいえませんが、様子を観察するようにしてくださいね。犬は自分が辛いといえないからこそ、飼い主さんがしっかりと乾燥しているか見極めるようにしてください。犬の健康を守るためには病気の早期発見や治療が欠かせません。大切なパートナーだからこそ気づいてあげてくださいね。

 

 

 

 

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