犬にリラックスポジションができると、お手入れも楽になる

犬にリラックスポジションができると、お手入れも楽になる

こんにちは、大阪高槻市で豆柴の専門ブリーダーをしている摂州宝山荘です。

犬を飼っていると、何かとお手入れに苦戦することもあるのではないでしょうか。耳掃除や肉球のケア、爪切りなども含め大人しくお手入れをさせてくれる犬ばかりではありません。なかには嫌がってしまい、怪我の原因になってしまうこともあります。

そんな愛犬のお手入れを楽にできるようにするには、リラックスポジションを覚えさせるのがおすすめです。飼い主さんにとっても、犬にとっても余計な負担をかけずにできる方法です。

■犬のリラックスポジションとは

犬のリラックスポジションは、人間の足の間に固定して仰向けに寝かせた状態をいいます。犬との上下関係を伝えるうえでも重要なポジションになるのですが、お手入れのときにもかなり便利です。とはいえ、いきなり仰向けにすると怖がって逃げてしまう犬のほうが多いと思います。そのため、怖くないことをきちんと伝えながら仰向けができるように何度も練習していく必要があります。実際に仰向けになってみると、お腹周りの汚れやケア、肉球、爪などもひと目で確認できます。歯の状態を確認したいときや耳のお手入れなどもしやすくなります。犬にとってもお腹は弱点になるので、すぐにはうまくいかないこともほとんどだと思います。もし仰向けにしたときに暴れてしまう前に、数秒でもできれば褒めて一旦終了し次の日にまたするようにしてください。大切なことはとにかく毎日少しずつできる時間が増えるように続けることです。安心して仰向けになってくれるように、飼い主さんも根気強く付き合っていきましょう。

■犬のリラックスポジションのやり方

実際にリラックスポジションをやるときは、まずは飼い主が伸ばした足の上に犬を仰向けに寝かせてください。(大型犬の場合は足の間)下にカーペットなどを敷くことで、犬の背中を保護することに繋がります。イメージとしては、リラックスポジションになったら動くときのみ停止させ、強く固定しないことです。犬が落ち着いてきた目安として、後ろの足が開いており尻尾がたれている状態がベストです。きちんとリラックスポジションができれば、良く褒めておやつなどのご褒美をあげるのを忘れずに。また噛み癖のある犬などは、飼い主の怪我の原因になりますので、自分だけでリラックスポジションを教えるのはおすすめしません。

■まとめ

リラックスポジションは飼い主にとっても、犬にとっても覚えておきたいものです。お互いの信頼関係ができてはじめて成立するものなので、日頃からコミュニケーションをとるようにして、お手入れの負担も減らしていけるようにしましょう。

 

 

 

 

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