犬は飼い主を何で認識しているの?

犬は飼い主を何で認識しているの?

こんにちは。大阪で豆柴のブリーダーをしています摂州宝山荘です。

犬を飼っていると、ふと不思議に思ったことはありませんか。ドアの前に来ただけで外に向かってワンワンと吠える犬は、まるで外にいるのが飼い主さんだとわかっているような気がします。お迎えしてくれる愛らしい姿を見ていると幸せな気持ちになりますね。そもそも犬は飼い主をなにで認識しているのでしょうか。

■犬はどうやって飼い主を認識しているの

犬が飼い主を認識する方法にはさまざまなものがあります。

足音

犬は聴覚が発達しています。人間の聴力は約20~20,000ヘルツといわれていますが、犬の
場合は約40~65,000ヘルツにもなります。人間の聴覚なんて比にならないほど高い音もしっかりと聴き取ることができます。そのため犬のなかには飼い主の足音を聞き分けて認識している子もいます。とある実験によると犬は飼い主の歩き方の癖や音の傾向で判断しているのではないかといわれています。個人差はあるもののドアの前で待っている犬は、足音で飼い主さんがわかるのかもしれません。

嗅覚

犬の嗅覚は人間の約1億倍も優れているといわれています。犬種や年齢によっても違うので一概にはいえませんが、飼い主を臭いで判断しているとも考えられているのです。そのため人間にはわからないものの、犬は嗅ぎなれた飼い主の臭いだと安心するものです。お留守番中でも。飼い主の臭いのするものに囲まれているとそれだけで幸せを感じるものですよ。

視覚

犬はそこまで視力のいい生き物ではありません。平均して0.2と言われるように、遠くのものははっきりと見えているわけではないのです。ただぼんやりとながら視力が使える分、目で見て飼い主を認識していることもあります。老犬になるとより視力が落ちてしまうので、目で見て飼い主をおいかけることはなくなります。

犬が飼い主を認識するようになったのは、人間と生活してきた歴史の長さが関係しています。もともとは野生で生活していた犬も人間と暮らしているうちに足音や声、嗅覚や視覚などを使って人間を識別する能力が備わったと考えられています。人間との関係性を強くする為にも、飼い主を見分ける必要があったのです。

■まとめ

犬は人間が想像している以上に飼い主を見極めています。人間と良好な関係を築いてきた長年の歴史が関係しているといっても過言ではないのです。さらにいえば犬は飼い主の表情を見て読み解く力も備わっているといわれています。犬がいかに優秀な存在かどうかがわかっていただけたのではないでしょうか。

 

 

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