犬を飼うのにフローリングをおすすめしない理由

犬を飼うのにフローリングをおすすめしない理由

みなさんこんにちは、豆柴専門ブリーダーです。日々豆柴と接しているなかで、良かれと思ってやってしまっていることが、犬にとっては逆効果になることもあるなと感じることもあります。

現代は、洋室の家が多く床がフローリングになっているケースも目立ちます。豆柴もそうなのですが、犬にとってフローリングは危険がたくさん潜んでいます。

■犬にとってフローリングが危険と言われるわけ

当犬舎にいる豆柴だって例外ではありません。犬にとってフローリングはさまざまなリスクや危険性のある場所になります。犬の飼育環境を整えるのも飼い主の仕事です。室内で犬を飼っている人も多く、フローリングは珍しいものではありません。犬にとってフローリングはとても滑りやすい材質になります。犬の習性として、爪を食い込ませて走るのですが、フローリングではそれができません。踏ん張りが効かない、滑ったときに関節や足を痛めてしまう、体制を崩して転倒してしまうなんてこともあります。フローリングでは犬にとって足に力が入れられないので、走っているときなども危険を伴います。筋肉を痛めるだけでなく、膝の部分が脱臼してしまう、股関節の形が異常な状態になってしまうなどの病気の引き金になってしまうこともあります。

■豆柴の安全を守るための対策は

家が洋室になっていてフローリングの場合は、そのままにせずにジョイントマットやカーペット(毛の短いもの)で床を覆うようにしてください。もし、犬が粗相をしてしまったときに取り外して洗えることを考えると、ジョイントマットのほうが使いやすいと思います。でも、子犬などはジョイントマットを剥がしてしまう、かじって食べてしまうケースもあります。犬の性格によっても合うかどうかは一概にはいえません。コルク材のジョイントマットなどもあり、防汚性や防音性にも優れているのでおすすめです。適度な固さなのもあり、足腰にも負担になりません。滑り止め効果のあるワックスを塗るだけでも、何もしないよりも犬のケガのリスクを軽減することができます。素材によってもワックスがけができないこともあるので、くれぐれも気をつけてくださいね。

■まとめ

犬を飼ううえでフローリングは危険がいっぱいあります。はしゃいでいて滑ったときに脱臼してしまうなどのケガも多く、飼い主さんが気をつけてあげる必要があります。豆柴専門ブリーダーとして、部屋のレイアウトなどのアドバイスも行います。お気軽にご相談いただけますと幸いです。

 

 

 

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