犬の穴掘りにはどんな意味があるの？心理や対策とは
犬を飼っていると「穴掘り」に悩んでいる飼い主さんもいるのではないでしょうか。お散歩に行ったときに公園で穴掘りをしてしまう…、家の庭でひたすら穴掘りをしてしまう犬もいます。家のなかでも布団などをホリホリしている姿を見かけることも…。
犬はどうして穴を掘るのでしょうか。
■犬が穴掘りをする理由とは
そもそも犬が穴掘りをするのは理由があります。犬の祖先はオオカミだと言われており、巣穴を掘って生活していました。その名残もあり犬も習性で穴掘りをしていると言われています。例えば犬の寝床を掘っている姿を見かけたら、自分の巣穴を掘っているつもりなのかもしれません。
もともと犬は穴掘りを好む傾向があり、何かがきっかけで穴掘りが楽しくなると、それが習慣化してしまう犬もいるのです。寝る前の行動は寝床作りですが、日中など関係のないときは遊びのつもりで穴掘りをしていることもあります。
犬の中には、自分で掘った穴のなかにおやつやおもちゃなどを隠そうとする仕草を見せることもあります。気に入っているものだからこそ、隠しておきたい犬心なのかもしれません。またオスの犬などは、自分の臭いをつけるマーキングとして、穴掘りをしていることもあります。
■犬に穴掘りをやめさせるにはどうしたらいい？
犬が穴掘りをしている姿はかわいらしいものの、できればやめさせたいと考えている飼い主さんもいるのではないでしょうか。もともと本能的に掘っていることもあり、完全にやめさせるのは簡単な話ではありません。ただ庭が荒らされるのも、飼い主さんにとっても悩みのタネになってしまいます。
穴掘りを代用できるものを用意してあげること、犬が思いっきり穴を掘れる場所を作ってあげることも、あちこちに穴掘りをさせないためにも大切です。また、犬のなかには飼い主さんにかまってもらえると思い、穴掘りをしている場合もあります。穴掘りをしている間は何も反応しないと、そのうちしなくなります。別のおもちゃで気を引くなど、ちょっと下対策でも穴掘りをやめてもらえるようになるはずです。
■まとめ
犬が穴掘りをしてしまうときは、まずはその原因をはっきりとさせること、また、その原因にあった対処法を考え実践していきましょう。犬のなかには、穴掘りをするのが楽しくて仕方ないケースもあります。思いっきり遊ばせてあげるときと、穴掘りをしてはいけない場所を教えていけるようにしましょうね。また寒いとき、暑いときにも穴掘りをすることがあるので、急な気温の変化がないかも見直すようにしましょう。
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