犬が水たまりに入るのはなぜ?どんな危険があるの?

犬が水たまりに入るのはなぜ?どんな危険があるの?

犬をお散歩に連れていっているときに、雨上がりの道にある水たまりに入りたがり困っている飼い主さんもいるのではないでしょうか。水に思いっきりだいぶする犬もいれば、水たまりのなかでゴロゴロしてしまい、慌てた経験もあるかもしれません。

どうして犬は水たまりが好きなのか?また水たまりにはどんな危険性があるのでしょうか。

■犬が水たまりを好きな理由

犬の性格による違いもありますが、水たまりがあるとテンションがハイになってしまい飛び込んでしまう犬もいます。遊び心で水たまりに入っている可能性も考えられますし、飼い主さんの反応を楽しんでいることもあります。水たまりに入って慌てて追いかけてくる飼い主さんに、遊んでもらっていると勘違いしていることも。水たまりは、犬にとって遊びの手段でもありワクワクするものでもあるのです。

■水たまりには危険がいっぱい

雨上がりの水たまりにはたくさんの危険があります。なかには水たまりの水を飲んでしまう犬もいるので、できれば避けるなど対策したほうがいいかもしれません。

特に街のなかにある水たまりには、なかにタバコの吸殻が落ちている、排気ガスやゴミなどが入っていることもあります。水たまりのなかには「レプトスピラ症」と呼ばれる感染症のリスクもあります。水たまりや乾いたあとの湿った土壌などのなかで、数ヶ月以上生存してしまうこともわかっています。

発症すると、発熱や嘔吐・腹痛などの不調を起こす原因になります。犬用の混合ワクチンで予防できる場合もありますが、型の種類も多いので必ず感染しないとは限りません。一見きれいに見える水たまりにも十分にリスクがありますので、お散歩のときに犬が入ってしまわないように気を付けてください。

水たまりを見るとすぐに飛び込んでしまうときは、水たまりのできやすい道を避ける、水たまりがあったときはおやつで気をそらすなどして、入ってしまわないような対策を行うようにしてくださいね。

■まとめ

水たまりに入る姿を見ていると、なんだか嬉しそうでかわいいなと思う飼い主さんもいると思います。でも水たまりにはたくさんのリスクがあるからこそ、できれば入らないにこしたことがありません。愛犬の大切な命を守るためにも、水たまりに近づかないように注意することを意識するようにしてくださいね。犬にとっても雨上がりのお散歩は待ちに待ったお出かけですし、飼い主さんができる範囲で気をつけてあげてください。

 

 

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