犬を飼うときにケージは必要?

犬を飼うときにケージは必要?

犬を室内で飼う人も増えているなか、ケージの必要性について考えている人もいるのではないでしょうか。

どうしてもケージの中に入れることで「犬がかわいそう」に見えてしまい、ケージがあったほうがいいのか、必要ないのか考えてしまうことも…。
室内犬の場合、本当にケージは必要なのでしょうか。

■犬にとってケージとはどんな役割がある?

犬にとって、室内で大半の時間を過ごすのであればケージは必要だと思います。

ケージにはいくつかの役割があります。1つ目に「事故防止」などのトラブル対策になることです。特に子犬のうちは、なんでも興味を示すなど好奇心旺盛です。ケージに入れずにそのままにしていると、家中散らかっていてかじり跡がついていることも。コンセントなど危険なものもあるなかで、目が離せないのは大変ですよね。

急な旅行やお出かけ、入院で預かってもらうときも、大抵はケージに入れてくださいとお願いされます。ケージに慣れていないと、それが大きなストレスになってしまうこともあり、犬にとっても良いことではありません。今だと災害時の避難所でも困ることになります。

そもそも犬にとってケージのなかはほっとできる場所でもあり、自分の大切な縄張りです。人間だって自分のスペースが欲しいように、犬にとってもケージは自分の部屋のようなもの。自由に使えるスペースとしてケージを用意してあげることで、犬にとって安心できるスペースを用意することにもなるのです。

■ケージを設置する場所はどこがいい?

犬のケージを購入したものの、どこに置こうか迷っている人もいると思います。犬にケージを好きになってもらうためにも環境づくりが大切です。最初の頃はケージにも入りたがらないので、なかに入ったらおやつをあげ褒めるなど、何度も経験を積み重ねていきます。

また、リビングにケージを設置すると常に人がいる場所なのもあり犬も寂しくなりません。窓際は直射日光が当たるので避け、涼しい場所で家族と一緒に過ごせるスペースを確保してあげるようにしてください。リビングなら犬の不安も解消できます。

■まとめ

犬のケージは、一緒に生活していくためにも、またもしものときを考えたときにも必要なものです。自宅に設置するケージと持ち運び用のクレートを用意しておけば、そのときに応じて使い分けができるのでとても便利です。犬にとっても安心できる場所です。まずはケージを好きになってもらうことから初めていきましょう。