犬がチョコレートを食べてはいけないと言われる理由

犬がチョコレートを食べてはいけないと言われる理由

犬にとってチョコレートが有害である、そんな話を耳にしたことがあるのではないでしょうか。

チョコレートが好きな飼い主さんは多いと思います。でも犬にとって食べてはいけないものだからこそ、うっかり食べてしまわないように注意しなくてはいけません。もし食べてしまったときはどうしたらいいのでしょうか。

■犬にとってチョコレートが有害な理由

チョコレートのなかに含まれている「テオブロミン」は中毒症状を引き起こす成分としても知られています。チョコレートの原料であるカカオに多く含まれており、人間には嬉しい効果をもたらしてくれます。でも犬がテオブロミンを分解・排出することができません。

そのため身体のなかに蓄積してしまう危険性があります。チョコレートが毒となり、神経や心臓に異常をきたす原因になってしまう可能性があるのです。他にもチョコレートのなかに含まれているカフェインや、糖質・塩分なども犬にとっては大きな負担になります。

中毒症状が出てしまうと、やたら落ち着きがなくなりうろうろ徘徊してしまう、興奮状態になり呼吸が荒くなるなどいつもと違う症状が出てくるはずです。いつも以上に水分を摂るようになるなど、犬の様子がおかしいなと感じることも多いはずです。大抵が誤ってチョコレートを食べてしまってから、数日後に症状が出ることがあるので注意してくださいね。

■犬が誤ってチョコレートを食べてしまったときは

犬が間違えてチョコレートを食べてしまったとき、まず口のなかにいれている状態であればすぐに取り出すようにします。すぐにかかりつけの動物病院を受診するようにしてください。特にカカオの配合量の多いチョコレートを食べてしまうと、犬の中毒症状が強く出てしまうこともあります。

食べた量ではなくチョコレートのカカオの濃度による違いもあります。チョコレートの袋を一緒に動物病院に持っていくことで、現在の状況を把握しやすくなります。飼い主さんが勝手に判断して大丈夫だと思わないようにしましょう。犬の状態を総合的に判断することも大切です。

■まとめ

犬が誤ってチョコレートを食べてしまったときは、まずは一呼吸をして冷静になること。動物病院に連絡を取りできるだけ早く受診してください。甘い匂いに誘われて食べたがる犬もいるのですが、犬には毒にしかなりませんし、チョコレートは有害です。保管場所も犬が届かないような場所に置くこと、安全性を重視し今一度見直してみてくださいね。

 

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