犬にお説教は不要!言っても通じにくいと言われる理由

犬にお説教は不要!言っても通じにくいと言われる理由

愛犬がいたずらをしてしまったときなど、飼い主さんのなかにはその都度何度も怒る、お説教をしてしまう…なんて人もいるのではないでしょうか。なかにはその場から逃げ出そうとする犬もいますし、目をそらすなど本当に意味が通じているのか疑問に思うことも…。

実は、犬に説教をしても意味がないと言われています。その理由を説明します。

■犬に説教をしても意味がないと言われる理由

いたずらをしてしまった時、危険なときなど説教をしてしまう飼い主さんもいます。でも、犬にはその気持ちがまったく伝わっていないなんてことも考えられるのです。

・犬は過去を振り返れない

犬はもともと“今”がすべての動物です。そのため、人間のように過去を振り返って考えたり反省することはありません。過去のいたずらを何度も説教したとしても、犬にとっては何を言われているのかわからないのです。反省できないのに本気で怒る、説教をしても意味がないのです。犬にとっても飼い主さんのことを「怖い」と感じるだけで、その理由までわかりません。また犬には「先」「未来」などの話をしても通じません。あくまでも“今”が犬にとっては重要なのです。

・犬には二言までしか通じない

犬には二言までしか通じないと言われています。例えば「おもちゃ取って」や「ご飯食べる?」などの、二つの単語を組み合わせた言葉であれば理解できます。三つ以上になると、一つの音信号として捉えるようになるので、言葉の意味を理解しているとはいえません。単語をバラバラにして伝えても、犬には理解できないのです。怒っているときにすべてを二言で伝えるのは難しいと思います。ダラダラと怒っても犬には音にしか聞こえません。

■説教のし過ぎは犬のストレスになる

犬に怒っているときに、その場から逃げ出したり目を逸すは、犬にとってもその場にいたくない心の表れです。飼い主さんが怒っているのが雰囲気から伝わり、その場から逃げ出しているに過ぎません。犬に怒っているのが通じているわけではありませんし、恐怖心しか持っていません。犬にとってもストレスになってしまうので、怒り過ぎには注意してください。

■まとめ

犬にとってダラダラと説教をするのがいかに意味がないか、わかってもらえましたか。特に若い頃はいたずらも多く飼い主さんの手をわずらわせることもあるかもしれません。犬に過度なストレスがかからないように注意しながら、過ごせるようにしたいものですね。

 

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