犬は春先にストレスを感じやすい?原因や対策は
春になると人間にとっても何かと生活スタイルの変化が起こる季節でもあります。引越しや転勤、進学などさまざまな理由で一緒に住んでいた家族が離れ離れになることも。
また気温が上がったり下がったりを繰り返す時期だからこそ、犬も不調を感じやすくなります。犬が春先にストレスを感じやすい原因や、対策について説明します。
■春に犬がストレスを感じる原因
犬はもともと群れて生活する習慣を持っています。そのため家族だと思っていた人が家を離れてしまったり、引っ越しして環境が変わるなどいつもと違うことに対して不安やストレスを感じてしまいます。
また、家族内で何か揉め事があり喧嘩したり不仲な状況になると、その不満が犬に向けられてしまったり、そのときによって一貫性のない愛情表現に繋がることも…。これらは精神的なストレスと呼ばれるものです。
他にも身体的なストレスの原因になるのが、無理に散歩をさせたり過度な運動を強いることです。犬の年齢やもともとの体力によっても運動を好まない犬もいます。身体的なストレスはわかりやすいのですが、精神的なストレスは毎日一緒にいる飼い主さんでも気付けない場合もあります。
■犬のカーミングシグナルを見逃さない
犬がストレスをためているときにでる「カーミングシグナル」と呼ばれるものがあります。犬が行うボディランゲージでもあり、飼い主とのスキンシップを欲しているときに出るものです。
一緒に遊んで欲しい、そばにいてほしいサインでもあります。何度もあくびをしていたり、無駄吠えや他の動物や人に対して攻撃的になるときはカーミングシグナルかもしれません。春になり家族が減ったり増えたなど変化があるときは、いつも以上に安心感を与えてあげること、ストレスを感じていないか意識して気にするようにしてくださいね。
愛犬にとって落ち着ける場所を作り、できるだけコミュニケーションを取ってあげること、適度な運動で犬がリラックスできるように心掛けてあげてくださいね。
■まとめ
犬にとって春先はストレスを感じやすく、体調を崩してしまうことも少なくありません。人間だって春は不調を感じやすいからこそ、いつもよりも積極的にコミュニケーションを取ってあげることが大切です。
食欲は落ちてないかな?いたずらが増えていないかな?あくびばかりしていないかななど、よく見ているとちょっとした変化を感じることもあると思います。せっかく暖かくなりお散歩しやすい季節です。春の訪れを愛犬と一緒に楽しみたいものですね。
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