犬のよだれがすごい…考えられる原因と対策
犬のよだれが急激に増え、気になっている飼い主さんもいるのではないでしょうか。
一時的なものであればそこまでは心配ないものの、ダラダラと大量のよだれを出していたら気になってしまいますよね。犬のよだれにはどんな理由があるのか?原因や対策についてもご紹介していきたいと思います。
■犬のよだれの役割とは
犬にとってよだれとはとても重要な役割があります。例えば、餌を食べたときに飲み込みやすくして胃の中に運びやすくしてくれます。美味しそうな臭いがしたり、お腹を空かせているときによだれを出すのはこのためです。
また、犬の口腔内はアルカリ性が強く虫歯になりにくいのですが、酸性になってしまうと虫歯の原因になってしまうことも…。よだれを分泌させることで、歯の表面についた菌を流し口のなかを清浄に保ってくれるのです。
犬のよだれが急激に増えたときに考えられることですが、極度の緊張や恐怖を感じた時、熱中症や車酔いをしているときにもよだれが多くなる傾向にあります。犬は人間と違って汗腺が少ないので、体内に熱がこもりやすくなってしまいます。
口からよだれを出すことによって、体温を調整していることも考えられます。犬は人間とは違い、口を開けている時間が長く、自然とよだれがタレやすい構造になっています。多少のよだれであれば生理現象ですが、いつもとあまりにも違うよだれの出方をしているときは注意してください。
■犬のよだれを清潔に保つためには
犬のよだれをそのままにしていると雑菌が繁殖する原因になります。犬の口のまわりが茶色っぽくなっているときは“よだれやけ”の可能性が考えられます。特に犬の毛の色によっては目立ちやすいので、飼い主さんのなかには気にしている人もいるかもしれません。
コットンやガーゼを使ってこまめに拭き取り清潔にしてあげると、徐々に状態もよくなっていくはずです。また飼い主さんによっては犬のよだれでアレルギーを起こしてしまうこともあるので、犬がくわえたものおもちゃなども含めこまめにお手入れしておくと安心です。
■まとめ
犬のよだれについて、出すぎでなければ生理現象なのでそこまで気にすることはありません。あまりにもよだれが多く気になるときは、一度その原因を探ってみてもいいと思います。口腔内に何か異常があることも考えられますし、熱中症や水分不足などが関係していることもあります。犬のよだれについては、こまめにお手入れしてあげることが必要です。
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