自宅にいる時間が増えた今こそ知っておきたいこと
新型コロナウイルスの影響もあり、自宅で過ごす時間が増えた方も多いのではないでしょうか。仕事が忙しく愛犬と過ごす時間が少なかった飼い主さんにとっては至福のひとときともいえますね。
犬との生活は心の癒やしにもなります。でもこんなときだからこそ、犬のことを考え注意しなくてはいけないケースもあります。
■生活スタイルはできるだけ変えない
犬はとても賢い動物です。そのため飼い主さんがいつもと違う様子を見せていると気づきます。飼い主さんと一緒にいられる時間はとても幸せなものですが、通常の生活に戻ったときに“分離不安”を感じてストレスになってしまうこともあります。
その不安が室内でのトイレの粗相につながったり、過度な無駄吠えになってしまうこともあります。そのため、一日中犬にかまってしまうと、通常の生活に戻ったときに欲求不満を抱えてしまうこともあります。
家にいる時間に寝て過ごしている犬もいるので、できる限り生活スタイルは変えないように工夫してくださいね。例えばお散歩の時間も以前とできるだけ同じ時間に行き、リズムを整えていきます。
自宅で仕事をしている場合は犬が遊べるおもちゃやおやつなどを用意しておき、時間を持て余さないように工夫してあげるのもおすすめです。生活に差があると犬にとってもストレスになりやすいので注意してくださいね。
■子犬の場合はどうしたらいいの？
子犬を自宅に迎えたばかりで自宅にいる機会が増えた場合、性格を決める重要な時期に飼い主さん以外の人と接する機会が少なくなってしまいます。子犬が社会性を学ぶうえでも人との交流は必要不可欠です。
飼い主さんと遊ぶのはもちろんのこと、好奇心を刺激してあげるようなおもちゃやおやつを用意して遊べる環境を整えていきます。
子犬のうちは目を離せないことも多いので、自宅で一緒に過ごせるのはとても幸せなことですが、子犬の性格をきめる時期でもあるので、できる範囲でトレーニングを進めておくと安心です。
■まとめ
自宅にいる時間が増え、飼い主さんにとっても生活の変化に戸惑うこともあると思います。家族である犬にとってもそういった変化についていけずに不安に感じることがあります。
もしできることならそういった変化にすぐに気付いてあげられるようにすること、犬にとっても飼い主さんがいることで安心できるはずです。できるだけ生活のリズムを変えずに、今の時期を乗り切っていけたらいいですね。
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