犬の時間感覚を理解してもっと毎日の生活を充実させよう
大切な愛犬との時間はかけがえのないものです。ずっと一緒に過ごしたい!と思っていても、犬と人間の時間感覚に差があるという話は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
犬は人間より早く年を取るといいますよね。今回はそんな犬の時間感覚について、もっと愛犬と一緒に充実した毎日を過ごす為のコツについて紹介します。
■犬の時間は驚くほど早く過ぎる
犬は人間の5~6倍のスピードで年を取るといわれています。人間は1日24時間周期が当たり前ですが、犬は1日のリズムを7時間周期で過ごしています。そのため人間にとっての1日は犬にとっての3日半を過ごしていることになるのです。
その理由として犬は人間よりも新陳代謝が早く動いていることにあり、もともとの体の機能から違うのです。よく犬をお留守番させた時に、飼い主が帰ってくるとものすごく喜んでくれることがあります。飼い主にとっては仕事の間のお留守番に過ぎないのですが、犬にとっては丸一日一人でいたかのような気持ちになるのです。
長時間のお留守番なら、犬にとっては数日会っていなかった気持ちになると考えると、大喜びしてくれるのも納得ですね。犬と過ごせる時間はたっぷりとかわいがってあげたいものです。
■犬との生活をもっと充実させるために
一緒に生活していても犬と人間にとっては生活のリズムが違うことを理解してあげること、その上で、お互いの時間を尊重した生活ができるのが犬にとってもストレスを感じにくくなります。
(1) 人間のリズムに合わせようとしない
私達の多くは朝から夕方まで仕事や家事などをして生活していると思いますが、犬も家族の一員なのだから自分たちと同じリズムで生活させるべき!と考えてしまいがちです。でも犬にとっての1日は人間とは全く違う時間を過ごしているのですから、半ば強引に時間を合わせようとする必要はないのです。
犬だって眠い時は寝ますし、決まった時間に餌をあげ人間の生活を基準に考えないことをおすすめします。散歩やご飯の時間を犬自身がわかっているので、そのリズムは崩さないようにして合わせてあげてください。
(2) 遊ぶ時間は1日2~3時間程度
犬は人間と遊ぶのが大好きです。ついつい張り切ってしまい長時間お散歩させてしまったり外出してしまう飼い主さんもいるのですが、犬にとっては1日中体を動かしていることになってしまうので、休憩やおやつの時間などリラックスできる時間も作ってあげてください。遊ぶ→休む→遊ぶ…のように犬に負担をかけない遊び方で楽しんでくださいね。
犬との生活は新しい発見が多く、毎日が充実した貴重な時間です。犬の時間感覚があることがわかれば、お互いストレスを感じることなく楽しい時間を過ごせるはずです。
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