犬も爪切りが必要?頻度や嫌がるときの対策は
犬を飼っている人のなかには、爪切りについてしなくてもいいものと思っている人もいるかもしれません。
確かに散歩に行けば自然に爪も削れますが、犬の爪は人間とはちょっと違った事情があります。そのため愛犬の健康を守る為にも定期的な爪切りが必要です。
■犬の爪切りはどうして必要なの?
犬の爪はそのままにしているどんどん伸び続けてしまいます。あまりに爪が伸びすぎると歩いているときに何かに引っかかり根元から割れてしまうリスクもありますし、ときには肉球に刺さってしまい歩くのが苦手になってしまう犬もいます。
これは犬の爪がもともと内側に向かって弧を描くように伸びていることにあります。犬の爪は先っぽの短い部分を切って整えていくのですが、その根元にある赤い部分には神経と血管が通っています。そのためこの部分を切ってしまうと痛みを感じてしまいます。
爪をこまめに切っていないと白い部分だけを切れなくなってしまうので、神経や血管の部分まで切断することになります。犬の爪切りの頻度は月に1回程度ですので、回数もそこまで多くありません。
犬が歩いていて爪の音がなるようになったら、「そろそろ爪切りをしようかな」と、目安のタイミングにして問題ありません。ただ犬にとっては爪の伸びが早いこもいるので、1ヶ月に1回にこだわりすぎずに犬の様子を見て決めるようにしてくださいね。
■犬が爪切りを嫌がるときはどうする?
犬の爪切りは必要なことだとわかっていても、足に触れると嫌な顔をする犬もいます。犬はもともと足を触れられることに慣れていません。そのため爪切りをするために足を触ろうとすると、なかには攻撃的になったり暴れてしまう犬もいます。
犬にとって足先を触ることに慣れさせておくことも必要です。子犬の頃から爪切りは必要なことだと認識させるように工夫しておきましょう。また犬は爪を切られている様子が見えるのも苦手です。
そのため、足を少し後ろに曲げさせて肉球を上にした状態で爪を切ると、犬も安心して爪切りをさせてくれます。犬が怖がっているときは無理に切ろうとしないこと。慣れるまでは獣医さんなどのプロに任せてしまうのも1つの方法だと思います。定期検診も兼ねて、通っておくとちょっとした変化も早期発見できますよ。
■まとめ
犬も人間と同じように爪切りが必要です。子犬の頃から慣らしておくことで犬にとっても不安に感じることなく、爪切りができるようになるはずです。
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