冬のお散歩は犬の足トラブルの原因に?注意しなければいけないこと

冬のお散歩は犬の足トラブルの原因に?注意しなければいけないこと

犬との生活では毎日のお散歩は欠かせないものです。でも真冬のお散歩では注意しなくてはいけない点がたくさんあります。

実は約4割の飼い主さんが、愛犬の足のトラブルを経験しているのだとか…。特に積雪のある雪国で犬を飼う場合は注意しなくてはいけません。

■犬の趾間炎とは

犬の足の指や肉球の部分に切り傷ができ、細菌が入ることによって炎症を起こしてしまう“皮膚病”です。あんなにお散歩が好きだったのにお外に行ったり歩くのを嫌がるようになったり、足を頻繁に舐めているなど今までと違った行動をしているときは一度確認したほうがいいかもしれません。

犬の足の指が赤くなっていると趾間炎を起こしている可能性があるのです。特に雪国になると直接真冬の冷たい道を歩くようになるので、乾燥してしまったりあかぎれやひびわれ、しもやけなどのトラブルも起こしやすくなります。

乾燥した状態では足が余計に傷つきやすくなってしまい、そこから細菌が入ってしまうのです。

雪道では埋もれていて尖った石があっても見つけにくいですし、氷の表面で怪我をしてしまうこともあります。人間にとっても気づきにくく犬も誤ってふんでしまい、足を傷つけてしまうのです。

趾間炎は、小型犬だったり幼犬、老犬などがなりやすくシングルコートの犬に多い特徴があります。そもそも雪国を歩くようにできていない犬種なのです。冬にお散歩をすると震えていて寒そうにしているのであれば、お散歩は控えたほうがいいかもしれません。犬によっても寒さに強い子とそうでない子がいます。

■犬の趾間炎を防ぐには?

犬の趾間炎で炎症を起こしてしまうのは、飼い主さんの立場からみても辛いものです。できれば雪の時期はお散歩を控えるなども一つの方法です。もしお散歩をするのであれば靴や靴下を履かせるのが一番有効的な方法だといわれています。

犬が嫌がらなければ、靴・靴下を履かせてお散歩に行ってもいいのではないでしょうか。また、少しでもおかしな点があれば足をチェックして早めに病院にかかるようにしてください。

■まとめ

冬のお散歩では趾間炎のリスクがあることも忘れてはいけません。歩くのも辛い状態になっているのに気付けない可能性もあります。雪のなかには危険物もたくさんありますので、靴・靴下などを使い犬の怪我を防止してあげてくださいね。犬にとってもお散歩は楽しいものですし、怪我なくたくさんお出かけして冬の運動不足も解消してくださいね。

 

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