フィンランドは犬を大事にする国!公共機関に一緒に乗ることも
フィンランドといえば自然を愛し、家族を愛し自分の時間を大切にすることでも知られています。毎日の生活のなかで満足していて国民の幸福度も高い国です。
そんなフィンランドで犬の生活はどうなのでしょうか。日本とは異なるフィンランドの犬事情をご紹介します。
■フィンランドは犬の権利が驚くほど高い
フィンランドは多くの家庭が自宅で犬を飼っています。
そのため犬と一緒にお出かけするための環境や設備も重視されており、安心して犬との生活を楽しめます。例えば犬専用の公園があり、フェンスで区切られたなかであればリードを外して自由に走り回れるようにできています。公園の敷地も広く、犬にとってものびのびと走りまわれるので運動不足の心配がありません。
また、フィンランドでは犬をそのままケージに入れずに、電車やバスに乗せている場合もあります。さすがに長時間移動になると犬を連れて行くのは難しいものの短時間移動であれば基本的にそのまま犬と一緒に移動するのが普通です。犬が乗車できる車両が決まっているので、事前に表示を確認して犬が乗れる車両に乗車します。しかも犬の乗車料金はかからないので、無料で一緒に移動できます。
もともと雪の多いフィンランドですが、犬が生活するにはそこまで不便さはないようです。
またフィンランドは犬の躾も褒めることを大切にしていて、甘やかすのではなく、褒めて伸ばすしつけの方法を取っています。優しさと厳しさの両方を持ち合わせたのがフィンランド人の特徴です。
■フィンランドで保護活動を行っている人もいる
フィンランドの犬事情といえば、以前TVでラップランド北部のイナリでたくさんの犬を保護しているティンヤさんが紹介されていましたね。飼い主とうまくいかなかった犬や馬を保護して一緒に暮らし、それを仕事にしているそうです。
かつてフィンランドでは、多くの犬が人間を襲ってしまい、うまくいかず社会問題になった時期があります。犬の多くは殺処分されてしまっていたため、「どんな理由であっても飼えなくなった犬を助けたい」と始めたそうです。
フィンランドのなかでも人が少なく犬がのびのびと生活できるイナリだからこそ、実現できた保護方法なのかもしれません。
■まとめ
フィンランドは犬も高い権利があり、日々の生活を大切に過ごしています。のびのびと生活できる環境が整っている国だからこそ、安心できますね。もちろん一度飼った犬は最後まで責任を持って飼うことは必要ですし、犬との生活を楽しめたら一番ですね。
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