犬の老化で注意しなくてはいけないこと

犬の老化で注意しなくてはいけないこと

愛犬との生活は毎日がかけがえのない時間です。一緒にいるだけで幸せな気持ちになるのは犬だけでなく飼い主さんにとっても同じですよね。

でも人間と犬の年齢を重ねるスピードは同じではありません。人間の4倍早く歳をとるといいますし、いつのまに老化が進んでいることもあります。犬の老化を見分けるポイントや注意点について説明します。

■犬の老化を見分けるポイントは

犬の老化は何歳ぐらいなのか疑問に思ったことはありませんか。犬の犬種によっても個体差はありますが、小型犬は10歳程度、大型犬になると8歳からが高齢の部類になります。

小型犬のほうが寿命が長いことから、老化の基準が違いますし生活環境によっても違います。例えば室内飼いが増えていることで犬の寿命が延びているともいわれています。犬の老化のサインとして、急に睡眠時間が増えたり散歩に連れて行っても歩きたがらない、段差をこわがるなどのサインが出ることもあります。

また高齢になっていきなり食欲が旺盛になる犬もいれば、食が細くなりなかなか食べなくなってしまう犬もいます。また見た目の違いとして毛艶が悪くなったり、歯周病や目やに・耳垢が増えるなどの違いが出ることもあります。

犬は言葉で表現できないものの老化のサインはさまざまな場所に出ています。

■犬の老化で注意しなくてはいけないこと

犬にとって老化が出てくると、今までとは違った生活が必要になることもあります。例えば高齢になると足を滑らせてしまい骨折や脱臼などの危険性も出てしまいます。

特にフローリングの場合は滑りやすくなるのでカーペットなどを敷いて、足腰の負担を減らしてあげることも大切です。また視力が低下してしまった場合、家のなかのレイアウトを変えてしまうとそれが障害物になってしまうこともあります。

犬は感覚的に家のインテリアの配置を覚えます。そのため、目が悪くなると衝突してしまう恐れもあるのです。犬が過ごす部屋ではできるだけものはおかないこと、トイレの場所を2箇所に増やしてすぐにできるようにしてあげるなどの対策も必要です。

特に高齢になると粗相の回数も増え、飼い主さんを困らせることも少なくありません。トイレの数を増やすことで解消できることもあります。

■まとめ

犬の老化は一緒に過ごす時間が長くなればなるほど誰でも経験するものです。今まで通りに生活するのが難しくなったり、ときには粗相をしてしまったり大変なこともあるかもしれません。

犬の老化は定期的に病院で健診を受けることである程度把握できるようになります。健康で長生きしてもらうためにも、年に2回の健診は習慣づけておきましょう。

 

有益な情報を広くお知らせするため
↓ ぽちっとにご協力お願いします ↓

   にほんブログ村 犬ブログへ
    にほんブログ村