犬の性格はどうやって決まるの?要因となる4つのこと

犬の性格はどうやって決まるの?要因となる4つのこと

人間にもそれぞれ性格があるように、犬にもやんちゃだったりおとなしくておっとりとした性格などさまざまなこがいます。

とても不思議なのが同じ犬種なのに全く違う性格の犬もいますよね。犬の性格を決めるのは4つの要因があると考えられています。

■犬の性格を決める4つの要因とは

犬の性格を決める要因にはどんなものがあるのかご紹介いたします。

1. 犬種によって決まる性格
犬の犬種によっても性格には傾向があるといわれています。例えばチワワは忠実な性格で好奇心旺盛だけど、少し気が強いと言われていたり、柴犬は飼い主に忠実で警戒心が強いなど犬種によっても違いがありますね。もちろん同じ犬種だとしてもそれぞれに個体差はありますが、犬を飼ううえで性格の傾向がわかると安心ですね。

2. 親の遺伝による性格
犬の外見の色や模様だけでなく性格も親から遺伝すると考えられています。具体的に性格が遺伝する理由については解明されていませんが、特に恐怖心については親からの遺伝の傾向が強いともいわれています。何かの要因に対して極端に怖がる犬は、親犬が怖がっていたのを見て怖いものとして判断するようです。ただ飼い主さんに引き取られ、そのときの環境や状況によっても性格には違いが出るといわれています。

3. 犬の性別に関する性格
犬の性別によっても性格の傾向があります。例えばメスは女性ホルモンの影響があるので、面倒見が良く優しい犬が多く人懐っこいとも考えられています。これに対してオスはやんちゃで活発、飼い主さんを守ろうとする一方で甘えん坊な一面も。あくまでも傾向ですが、オスメスによっても性格面の違いはあるようです。

4. 育つ環境による性格
犬がもともと持っている性格を“先天的性格”といい、飼い主さんと一緒に生活するなかで育まれる性格を“後天的性格”といいます。
後天的性格が犬の性格を作るとも言われ、犬は飼い主に似るという言葉があるように、飼い主を観察し、社交性の高い人が子犬から育てれば社交性も上がりますし、神経質な人が育てれば、いろいろなことを気にするちょっと神経質な子にも育ちます。
主に生後4週~13週は外的刺激を受け、社会的に適応できるかどうかの重要な時期です。また犬が恐怖心や何かに対して不安を感じるのは13週~12ヶ月頃までです。今までなんでもなかったことに対しても急に怖がるようになることも。
それに対し、飼い主さんも「大丈夫かな?」などと気に掛けると「ボスが心配している。警戒しなきゃ」と引っ張られますし、「心配ない!行ってこい!」という風なドンと構えている飼い主さんが飼育すると意外と何でも平気という風に育ちやすいです。
後天的性格によってもともとの性格を変えることもできるのです。

■まとめ

犬にも個性があるようにそれぞれに違いがあります。犬を迎えたらしっかりと愛情を注いであげること、一緒に散歩したりお出かけして犬にとっても良い経験を積んであげることが大切です。犬が安心して生活できる環境を整えてあげてくださいね。

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