暑い時期だからこそ気を付る犬に快適な冷房温度

暑い時期だからこそ気を付けたい、犬に快適な冷房温度、湿度とは

 

毎日うだるような暑さが続いているこの時期は、人間はもちろん犬にとっても熱中症のリ
スクがあります。


室内でお留守番させるときなど、エアコンをつけて出かけないと熱中症が心配な反面、冷
房病などの冷えすぎのリスクはないの?と不安に思っている人もいるかもしれません。
犬に快適なエアコンの温度は何度ぐらいになるのでしょうか。

 

■犬に快適なエアコンの温度&湿度とは

 

人間のエアコンで快適だと感じる温度は、27度~28度前後ではないでしょうか。この温度
では犬にとっては少し暑いと感じてしまいます。
エアコンをつけたり消したりするよりもつけっぱなしにしているほうが、エアコン代を下
げることにもなりますし、犬を飼っているご家庭の夏は一日中ついているなんてご家庭も
あると思います。そのときの気温によっても変わりますが、犬が快適に過ごす室温の目安
は26度前後といわれています。
人間だと少し肌寒さを感じることもあるかもしれません。全身が毛で覆われている犬の場
合、熱中症のリスクも高くなります。日頃から窓際で過ごすことの多い犬は熱中症のリス
クも高くなってしまいます。

そして温度と同じぐらい大切なのは湿度

犬は体に汗をかきません。
汗をかいて体温を下げるということが苦手です。
犬が汗をかく部分は、肉球、耳穴、鼻先ととても面積の小さな部分です。
犬は暑いと舌を出し、「はあはあ」と息をします。
舌や口の中の水分を蒸発させ、その時に気化熱で熱交換をします。
湿度が高いといくらハアハアしても熱交換が起こりにくく、体温を下げることができないということになります。
なので、室内の湿度も高すぎては体温を下げることができません。
クーラーでガンガンに冷やすのではなく、湿度を下げてやるということが重要になります。
快適な湿度は45~60%程度になり、人間も過ごしやすく感じるはずです。

 

■犬の冷房病のリスクも注意


ただし、犬は人間よりも低い位置にいるので冷えの影響を強く受けてしまいます。人間の
ように大量に汗をかくこともありません。あまりに部屋のなかのエアコンの温度を下げす
ぎてしまうと冷房病のリスクもあります。
冷えすぎたことで体調を崩してしまったり、発熱や下痢などのリスクも考えられます。初
期症状の多くは風を引いたような咳やくしゃみ、鼻水などの症状が出ることもあります。
症状が悪化してくると呼吸が苦しそうになったり、よだれの量が急激に増えるようになり
ます。
犬の個体差によっても暑さの感じ方が違いますので、様子を見ながら部屋の温度を調整す
るようにしてくださいね。犬のケージなども温度に合わせて移動できるようにしておくと
、季節に合わせた調整もでき安心ですね。

 

■まとめ


犬にとっても暑さは体に負担がかかります。とはいえエアコンの温度を下げすぎてしまう
と、体が冷えすぎてしまい風邪などの症状が出てしまうこともあります。犬をお留守番さ
せるときはもちろん、子犬や老犬など体力がない犬に対しては、特に温度調整は必要にな
ります。
暑い夏を少しでも快適に過ごせるように、個体差に配慮しながらエアコンの温度を調整す
るようにしていきましょう。人間にとっても犬にとっても快適に過ごしたいものですね。

 

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