愛犬の夜泣き、原因や対処法

愛犬の夜泣き、原因や対処法

今までたまに吠えることはあってもそこまでひどくなかったはずなのに、急に愛犬の夜泣きがひどくなったと悩んでいる飼い主さんは多いのではないでしょうか。たくさん遊んでいるはずだし、お散歩もドッグフードもしっかりと食べていて何も変わっていないはずなのに…。

飼い主さんにとって気になる犬の夜鳴きについてまとめてみました。

■愛犬の夜泣きの原因は?


愛犬が夜泣きをするのは必ず理由があります。人間のように自分の体調不良や気持ちを言葉にできないので、それが夜泣きとして出てしまうことがあります。寝静まった頃にいきなり泣き始める夜泣きは、何かを訴えたいときの行動です。夜泣きは子犬や老犬などによく見られる行為です。犬の年齢によっても夜泣きの理由が変わってきます。

1. 子犬
自宅に子犬を迎えたばかりのとき、夜泣きが気になった飼い主さんもいると思います。理由として一番大きいのが「寂しい」気持ちからの夜泣き、仲間を探す遠吠えです。犬は群れの動物です。子犬のときは母犬や兄弟と一緒にくっついて寝ることによって安心感を得ています。
家族から離れて生活するようになり、夜になると寂しい気持ちが強くなってしまうと夜泣きをしてしまうことがあります。人間の子供のホームシックと同じですよね。
心情的には一緒にいてあげたいが、子犬の夜鳴きの場合絶対に構ってはいけません。
子犬を迎えるときはご近所にあいさつすることはとても重要です。
「子犬を迎えますので夜中に泣くことがありご迷惑をおかけするかもしれませんが、お許しいただければと思います。」と事前に話している効果というのは大変重要になってきます。お迎えしてその夜泣いたとしても2・3日で収まると思えば無視もできます。
しかし、近所に何も話していないと「近所迷惑になる!」と余計に泣くことが気になってしまい、それをあやす為に相手をしてしまう、相手にされた子犬は泣けば来てくれると覚え要求吠えに代わってしまうかもしれません。

夜ぐっすり寝れるようにしっかりと遊んであげる、犬が好きそうなぬいぐるみ、おもちゃを与えたり、ハウスを飼い主さんが見える場所に設置すると効果があるかもしれません。

2. 成犬
成犬は夜泣きをしない年齢です。日中の運動時間が少ないとストレスが溜まってしまい夜泣きとして出てしまうこともあります。最近お散歩ができていない…など思い当たる点があれば思いっきり走らせてあげるなど、発散させてあげる環境も大切です。

またオスの場合は、発情期に夜泣きすることもありますが、一時的なものです。発情期の夜泣きが気になるときは叱って教えてあげてください。

3. 老犬
年齢を重ねると体が思うように動かなくなったり、視力や聴覚が低下することによって不安を強く感じてしまうことがあります。足腰の不調を抱えていたり認知症が原因となっていることもあります。

単調な夜泣きが続くようであれば認知症を疑ってみてもいいかもしれません。夜泣き以外に他に「おかしいな?」と思えるような点がないかを愛犬の行動から探ってみてくださいね。また老犬の夜泣きはできるだけ飼い主さんの近くにいられる環境を整えてあげてください。

■まとめ


愛犬の夜泣きで悩んでいる飼い主さんは、まずはその原因をはっきりとすること。そのうえで少しでも快適に生活していける環境を整えることが大切です。

 

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