環境省 動物取扱業の適正化(案)/ 「対面販売・対面説明・現物確認の義務化」 に関するご意見募集

このトピックスをお読みの方へ

環境省では動物愛護管理法の見直しに当たり、動物取扱業の適正化(案)について広く国民から意見(パブリックコメント)を募集する旨報道がありました。
内容はほとんどのものが当然のものでありましたが、ひとつだけどうしても納得できない箇所がありましたので、皆さまの率直なお気持ちをお知らせいただきたいと考えております。

動物取扱業の適正化(案)

http://www.env.go.jp/press/file_view.php?serial=17982&hou_id=14069】 のうち、
2ページ目「(3) 対面販売・対面説明・現物確認の義務化」についてご意見をお聞かせください。

(以下抜粋)

(3) 対面販売・対面説明・現物確認の義務化
インターネット等により、販売者と飼い主が対面せず現物確認をしないまま取引を行う販売 方法は、飼い主に対する当該動物の特性、遺伝疾患及び疾病の有無等の事前説明や確 認が不十分であるという点で問題であり、動物販売時の対面説明や現物確認の義務化が 必要である。

上記において私が腑に落ちないことは、遠方のブリーダーから購入したいときにわざわざ現地まで行かなければならないという法律になれば、飼い主さまの選ぶ権利や自由を奪うことになるのではないかと考えたからです。

このような場合、この法律案では「現地に行けなければ諦めろ!」と言っていることになります。
動物のネット販売には様々なトラブルがあることも事実ですので、国としては何らかの対策をしたいことは理解できます。
もちろん対面できる方は是非していただきたいと私も思います。
しかし現実的にはそれができない場合もあることを環境省の方々にも知っていただきたいのです。
この法律案では売り手側に対して規制をしたいのでしょうが、それを先行させるがために買い手側の権利を奪う結果になってしまっているような気がしてなりません。

現代は一家に一台と言われるほどPCが普及しインターネットという、便利なネットワーク・繋がりが大きく広まりました。その中で需要と供給が成り立っている事と想います。
当舎はネット販売が世に出る前から、「豆柴」を世間の方々に知っていただく為に雑誌に載せたりホームページを立ち上げ「豆柴」を世に広げました。
当時は雑誌をご覧になられたり、数少ないPCをお持ちの方がホームページをご覧になられ電話やFAX・お手紙でご注文をして下さり、子犬が成長したら写真を撮り郵送し検討していただくという方法で販売して参りました。
今はその手順が簡単・便利になっただけで当舎は何の変わりもありません。

ネットを見ると豆柴に限らず実に様々な数多くのブリーダーが存在します。
正直、どこを選んでいいのか?わからない方もいらっしゃる事でしょう。

その様な中で、当舎を選んでいただけるのは、長年の経験や実績と自負しておりますが、それよりなにより、皆さまの『確かな見極めの目』があってこそと感謝いたしております。

一部の悪徳ブリーダーを規制するために、国が飼い主さまの選ぶ権利を侵すことが許されていいはずがありません。
ネット販売による様々なトラブルについてはこのような薄っぺらで安直な方法ではなく、もっと奥深い方法を考えるべきかと思うのです。 この法律案を皆さまはどのように思われますか?

締め切りは8月27日(土)必着 とあまり時間がありませんが、意見書により是非とも率直なご意見をお聞かせください。
なお当方へ送っていただいた意見書は私が責任を持って期限までに環境省へ送りますが、受付期日が迫っておりますので直接環境省へメールもしくは郵送、 またはFAXしていただければ幸いです。

意見内容例

「2ページ(3)対面販売・対面説明・現物確認の義務化 について」

反対です。

犬舎に足を運びたいのは山々ですが、それができないからこそ
不安もなくはないですが、ネットで自らが充分に吟味し購入先を選びます。
購入者側の選ぶ自由を奪わないで下さい。

今やネットでの売買は主流となって来ています。
対面しないと売買出来ない様になると、廃業するブリーダーも多くあると思います。

その為に、処分される犬猫も出てくることでしょう・・・
締め付ける改正は不幸を生む結果になり兼ねません。

動物取扱届出と同時にネット販売許可証の発行をお願い致します。

その際には、単に申請があるものを見もせず許可をだすのではなく
大変かと思いますが、ネットで販売状態(HPチェック)・現地に足を運び
環境などの良し悪しを評価し、販売実績の提出などで☆5つで表すなどして、
その評価を必ずHPに記載しなければいけないなど、違う形で、多くの方々が
安心して自由に購入できる様に改正をお願い致します。

上記の様なコメントをお願い致します。

意見書の書式はこちらからダウンロードしていただけます

対面販売以外の項目にもご意見のある方は、ページ・項目を明記の上お書きくださってかまいません。
法律に皆さんのお考えを反映させるチャンスですので、是非ともたくさんのご意見をお寄せ下さい。
お忙しいところ大変申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いいたします。

●当舎への提出
・郵便: 〒569-1012 大阪府高槻市成合411-12 西山 征伸 宛
・FAX: 072-688-3533 (お手数ですが番号通知をお願いします)

●環境省へ直接の提出
・郵便: 〒100-8975 東京都千代田区霞が関1-2-2 環境省自然環境局総務課動物愛護管理室
・FAX: 03-3508-9278
 ※意見書をコピーして必要事項を記入していただければそのままFAXできます
・メールアドレス: shizen-some@env.go.jp
 ※メールの際はテキスト形式でお願いします。添付ファイルでは受け付けられません
  テキスト形式とは?→通常通り用件にご意見をお書きください。

必ず郵便番号からご住所・お名前(個人名)・電話番号を記載していただき
『2ページ(3)対面販売・対面説明・現物確認の義務化 について』と題名をつけていただきご意見をお書き下さい。

意見書の書式はこちらからダウンロードしていただけます

※参照:パブリックコメント募集についての詳細

【環境省 報道発表: http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=14069

趣旨をご理解いただきご協力をいただけましたら幸いです。
またこの意見が環境省の方の目に留まるよう1通でも多く提出したいと考えていますので、 よろしければご家族の皆さまやご友人にもご意見をいただけたら大変有難く思います。
お忙しい中誠に恐縮ではございますが、よろしくお願いいたします。