犬のストレスサイン見逃してませんか?愛犬との生活をもっと豊かにしよう!

犬のストレスサイン見逃してませんか?

日々の生活の中でもっと愛犬のことを理解したい!毎日充実した時間を過ごしたいと思っていても、人間のように自分の気持ちを言葉にして伝えることができないので、行動やちょっとした仕草で表現してくれます。

 

そんな犬にもストレスを感じてしまい「ストレスサイン」を出していることもあります。愛犬のストレスに気付いてあげられるのは飼い主さんだけです。ストレスが溜まるとどんな状態になるのか、ちょっとした変化に気付いてあげられるようにしてくださいね。

 

◆犬はストレスを感じやすい?

犬がストレスを感じやすいかどうかは、育ってきた環境や性格・犬種によっても変わると言われています。

例えば子犬の頃から家の中にいることが多く、飼い主さん以外の人と接する時間が少ないと、見慣れないものや知らない人に対して恐怖心を抱いてしまいやすく、ストレスを感じるようになってしまいます。

またもともと警戒心の強い犬の場合、信頼できる飼い主さんが近くにいないとストレスを感じてしまう場合があります。特に生後3ヶ月までの間にどんな接し方をしたのかによって犬の性格は変わっていきますので、大きな音に過敏に反応したり怖がってしまう性格の犬の場合は、ストレスが溜まらないように工夫してあげることが大切です。

 

◆犬が出すストレスサインとは?

犬はストレスを感じるとどんなサインを出すのでしょうか。ストレスを感じた時にどんな行動をするのかがわかっていれば、犬の為に安全を確保してあげることに繋がります。

  • 目を逸らす

犬は何かしらストレスを感じた時に人の顔や物を見ないように目を逸らします。これはいたずらをした後に飼い主さんが犬に対して怒った時にも見せる姿だと思いますが、後ろめたい気持ちではなく怒っている相手に対して恐怖心がありストレスを感じている証拠です。

目を逸らしている時は怒るのではなく、口調を弱めて優しく諭してあげてくださいね。

  • あくびをする

犬があくびをしているのは眠いからではなく、ストレスを感じるとその状況から少しでも平静な状態に保つためにやっている無意識の行動でもあるのです。あくびをしていたら何かしらストレスに感じている証拠ですので、その原因について考え向き合ってあげるようにしてくださいね。

  • 舌を出して鼻や口元を舐める

ふと気が付くと犬が自分の鼻を舐めていたり口に何か含んでいるようにくちゃくちゃすることがあります。鼻が乾燥しているのかな?なんて思うかもしれませんが、緊張していたり何か驚くことがあるとこの行動をするようになります。気持ちを落ち着かせようとしている姿になるのですが、見かけた時はストレスを感じていることに気付いてあげてください。

  • 後ろ足で体をかく

体がかゆい場合は別として急に後ろ足で体をかくような仕草をした場合、過度な緊張やストレスを感じている場合があります。緊張した気持ちを落ち着ける動作でもあるので注意して見てあげてくださいね。ただし頻繁にかいている場合は、皮膚病の可能性がありますので、必ず皮膚の状態を確認してあげてくださいね。

  • 自分の足を噛む

犬はストレスを感じると自分の足を噛むことがあり、イライラした気持ちをなんとか落ち着かせようとしているのです。時には噛み過ぎてしまいケガの原因になることもありますし、これが癖になってしまうと犬にとっても何もいいことはありません。

 

◆犬が過度なストレスを感じている時の行動

犬も人間と同じように何度もストレスを感じていたり、蓄積してしまい限界になってしまうと、そのストレスの原因を排除しようとします。

例えばストレスの元となっている相手に対して眉間にシワを寄せたり咬むような真似をしたり、威嚇をすることがあります。犬は言葉で伝えることができないのであえてストレスが限界であることを相手に伝えていることになるのです。

この行動が当たり前になってしまうと、威嚇すると止めてもらえると思ってしまうので何度も同じ行動を繰り返すようになってしまいます。

また過度なストレスから餌が食べられなくなってしまう場合もあります。ストレスを過度に感じていたり、何か悩み事があると食欲がなく体重が落ちてしまいます。毎日の餌がどのぐらいで、食欲が減っているのかどうか気付いてあげることも大切です。その結果体調を崩してしまい下痢や嘔吐などに繋がってしまうこともあります。

犬のストレスサインはちょっとした行動に現れています。それに気付くことができないと、過度なストレスを溜め込む原因になってしまいます。犬にとってストレスがあるのかどうか気づけるのは飼い主さんだけなのです。もし少しでもおかしいと感じた時はストレスが溜まっていないか、日々の生活を見直してあげることが大切です。特にストレスを感じやすい犬の場合は、こまめに気にかけてあげるようにしてくださいね。ストレスがある時は飼い主さんがぎゅっと抱きしめてふれあう時間を作るようにしてあげてくださいね。

 

 

有益な情報を広くお知らせするため
↓ ぽちっとにご協力お願いします ↓

   にほんブログ村 犬ブログへ
    にほんブログ村