犬のお散歩の重要性。意外と知らない散歩の基本

犬のお散布の重要性。意外と知らないお散歩の基本

犬を飼うとたくさんの楽しみが増えますね。一緒に過ごす時間はもちろんですが、毎日必ず行うことといえば「散歩」ですよね。犬を飼っていると当たり前のように行く散歩ですが、実際には犬にどんな影響があるのか気になりませんか?

犬にとってお散歩が重要ともいいますが、その理由はなぜなのでしょうか。

他にも意外と知らないお散歩の基本的な知識についても紹介します。

 

 

■犬にとって散歩とは?

飼い主さんにとって犬と過ごす時間でもあり、共通の景色を眺めながらのんびりとお散歩をするのはとても幸せな時間ですよね。たまに飼い主同士がすれ違い、お互いの犬について話し情報交換をすることもあります。飼い主さんにとっては日々の運動がてら犬の散歩に行くこともありますが、犬にとってお散歩とはどのようなものなのでしょうか。

 

犬はもともと野生で生活していた時に、外で生活していました。居心地が良い場所や安全な場所を自分で探して広い土地を走り回りながら日々を送っていたのです。同じ犬同士コミュニケーションを取ることで犬同士の本能を満たすことにも繋がっていたといいます。

 

でも現代の犬は家族であり室内や犬小屋などの決められた場所にしか居ることができません。自分の意思で外に行って走り回ることはなくなりましたよね。お散歩に行くことは犬同士のコミュニケーションや、気分転換・ストレス発散などの効果が期待できますので、犬にとっても散歩はとても重要なことなのです。

 

 

■犬が散歩をしないとどうなるの?

犬と生活していればお散歩は必ず行くものですが、もし散歩をせずに生活した場合、犬にとってどんな影響が考えられるのでしょうか。

 

一番の問題は「運動不足」です。家の中で生活するだけでは運動不足を解消するのは難しく、肥満になり筋力の低下に繋がってしまうことがあります。肥満になれば病気になりやすくなり、寿命が短くなってしまうリスクも考えられるのです。また、適度な運動は犬にとってもストレスを発散できる場所ですので、スオレスを溜め込みやすくなってしまいます。

 

散歩中に犬がストレスを解消できる最も効果的な方法は、散歩中に感じたニオイを嗅ぎその情報を読み取ることです。遊んでいるように見えて、好奇心が刺激されるなどストレス解消にも繋がっているのです。

 

 

■犬にとって散歩はコミュニケーションの場

犬にとって散歩をしている時間は、飼い主さんとのかけがえのない時間です。一緒に河原を走ってみる・信号待ちなど止まることすらも、信頼していて安心できる飼い主さんとのコミュニケーションです。

 

犬はもともと群れで生活する生き物ですので、リーダーからの指示をもらえることに喜びます。また、散歩中に他の犬や飼い主さんと触れ合うことによって、遮光性が身につきます。犬にだって人間と同じように仲の良い友達と過ごす時間は、犬にとっての毎日が有意義で楽しい時間となります。

 

 

■いつもとちょっと違う施設で犬と遊ぶ

毎日のお散歩コースを歩くのもいいですが、時には「ドッグラン」「プール」などに行って、いつもと違った刺激を犬に与えてあげるのも喜びます。大型犬の場合はとにかく体力がありますので、いつものお散歩コースでは体力を持て余している場合もあります。

 

ドッグランなら犬が思いっきり走っていても嫌な顔をする人もいませんよね。ただし、飼い主さん同士のマナーがありますので、はじめて行くドッグランではマナーに注意してくださいね。また、暑い夏は水遊びができるプールに連れて行って遊ぶのもおすすめです。

 

ただし犬によっては水が苦手な場合もありますので、初めての場合は少しずつ慣らしていき、これでも怖がってしまう場合は無理に泳がせないようにしましょう。泳ぐと体力をたくさん使うので運動不足解消にも役立ちます。

 

 

■犬の散歩の時間を決めない方がいい理由

飼い主さんが迷うことの一つに散歩の時間を毎日決まった時間にした方がいいのか、それともバラバラの時間の方がいいのかということではないでしょうか。

 

できるならお散歩の時間は決めない方が、飼い主さんや犬の負担やストレス緩和に繋がります。

 

例えば毎朝6時に散歩に行く場合、その時間にお散歩に行けるものだ!と犬は覚えてしまいます。飼い主さんが体調不良の時でもお散歩に行かなくてはいけなくなってしまうのです。

 

その時間に連れて行ってくれないと無駄吠えや、ストレスを感じてしまうことになりますので、お散歩はその季節の気温に合わせて出かけるようにしましょう。犬にとってもいまかいまかとリードを持って楽しみにしている時間が増えますよね♪

 

ただし真夏の炎天下のお散歩はできるだけ控えるようにしてくださいね。ある実験によると、夏の気温が30℃を超える時は犬が感じる温度はその倍にあたる60℃になってしまうと言われています。犬は人間よりも体高が低い分地面の暑さをダイレクトに感じてしまうのです。

 

真夏や真冬などの場合、犬の体にかかる負担が大きいので人間が大丈夫だから問題ないと考えるのではなく、犬の目線に立って考えてあげるようにしてくださいね。犬は言葉で表現できないので、飼い主さんが気付いてあげないと、体に大きな負担がかかってしまいます。

 

 

犬のお散歩について紹介してきました。犬にとって運動不足やストレス発散になるお散歩はとても重要なものですが、飼い主さんにとって「今日はちょっときついな」と思うときがあれば、散歩は毎日欠かさず行くものなどと固定観念を持たずに、散歩を押して犬とのコミュニケーションを取れるものだと考えるようにしてください。

 

一緒に過ごす楽しい時間を義務にしてしまってはもったいないですよね。もちろんお散歩のメリットはたくさんありますので、無理のない範囲で犬と一緒にお散歩を楽しむようにしてくださいね。

 

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