犬を初めて飼う方が勘違いしている事

犬をはじめて家族に迎え入れる時、誰もが楽しみで仕方がない気持ちになりますよね。

これから一緒に過ごす貴重で楽しい時間や、お散歩にいったり旅行にいったり…考えただけでも幸せな気持ちで今か今かと待ちきれなくなります。

でも、犬を飼う前にこれだけは知っておいて欲しいことがあります。意外と勘違いしている犬を飼う時のポイントに付いて説明します。

犬を力で従わせたほうがいい、飼い主の命令は絶対に聞くべきだと勘違いしている飼い主さんが多いのですが、実はこれは勘違いです。

犬はとても賢い生き物で単に強い者に対して飼い主と認めるわけではありません。この人を主人として認めて良いのかをしっかりと判断しています。この主人に従えば安全だと感じないと、犬は問題行動を起こしてしまいます。

命令だけではなく一緒に何かをする、一緒に楽しむスタンスで接することにより、より早く信頼関係を築くことができます。力だけで対応すると犬が攻撃的になってしまうことや、嫌われる結果になってしまいます。犬は家族であり、飼い主さんを自分でちゃんと選んでいます。

強くあり、そして頼れる存在になりましょう。基本犬は縦社会なので強い者に従いますが、自然界では強いだけのボスは大きな群れを作れません。大きな群れを作るのは力だけではだめなのです。

よく犬は活動的なもの、いっぱい走り回って遊ぶことでストレス発散なんて思っている人もいるのですが、小型犬の場合は膝蓋骨脱臼の危険性もあり、ソファーの上からジャンプする、机の上にジャンプして乗るような習慣が付いていれば早々に止めさせましょう。

そのままにしていると脱臼して大怪我してしまう場合もあるので、運動する時はドッグランなどで足腰に負担がかからない場所で遊ばせてあげることが大切です。

また、サークルの上から頭を撫でる。サークルの上から犬を抱えるという事をすると、犬はサークルの中で立ってアピールしようとします。足元を見ないのでトイレの段差に躓いたり、ベッドの段差で転んだり、ねん挫、脱臼をしてしまいます。

少しでもおかしいな？と思うことがあれば病院を受診して酷くなる前に犬の変化に気付いてあげましょう。

犬を飼うとかわいいあまりに人間の食べ物やお菓子を過剰にあげてしまう人もいます。犬も食いしん坊なのであげた分だけペロッと食べてしまいますし、欲しいとおねだりされたからといってあげてしまうと肥満の原因になってしまいます。

小型犬・中型犬・大型犬によっても1日に摂取していいカロリーの量が異なりますので、お菓子は絶対にあげすぎないこと。与える場合は餌で必要な総カロリーの10％以内でおやつをあたえてください。与えた分の食事量は減らしましょう。犬の健康の為にも大切なポイントです。

犬を飼う前に覚えておいて欲しいポイントについて説明しました。大切な家族だからこそ少しでも健康で長生きして欲しいはずです。犬について知り理解することでもっとお互いの関係性も良くなり楽しい毎日が待っていますよ。

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