犬は飼い主に似るってホント?生活習慣が影響します

犬は飼い主に似るってホント?生活習慣が影響します。

犬を飼っていると「飼い主さんとそっくりね~」なんていわれたり、街の中をお散歩しているときに「あの飼い主さんと愛犬がよく似ているな~」なんて感じたことはありませんか。

昔から犬は飼い主に似るなんて言われますよね。家族の一員でもある愛犬に似ていると言われると嬉しいものですが、本当に飼い主に似るなんてことがあるのでしょうか。

 

■外見が飼い主さんに似ていると言われる理由


犬の顔が飼い主さんに似ると言われてもそんなことあるの?なんて疑問に思ってしまう人もいると思います。でも愛犬と飼い主さんがそっくりだなと思うのは1回や2回ではないはずですよね。

これは「単純接触の原理」と言われるもので、自分に似ている犬を飼い主さんが選んでいるのです。人間は普段から見慣れているものに対して安心感を覚えたり好意を持ちやすくなると言われています。

例えば丸顔の人は丸顔の犬を飼い、顔が面長の人はすっきりとした顔立ちの犬を選ぶ傾向にあります。また、自分だけでなく家族に似ている場合もあります。例えば自分をかわいがってくれた人のことは無意識のうちに脳に刷り込まれています。

その頃の名残もあって親に似ている犬を選んだり祖父母に似ている犬を選ぶなど、自分や回りにいる人たちに似ているものを選ぶのはとても自然なことなのです。

 

■犬の性格は生活習慣が影響するの?


犬の性格はもともと犬種や親からの遺伝によっての影響ありますが、子犬の頃の環境だったり飼い主さんと過ごす毎日の生活の中で積み重なっていくものもあります。

特に犬の場合は、飼い主さんに育ててもらっている経験から性格が作られていくので、飼い主さんが大らかな人は犬も大らかな性格になりやすいと言われています。また犬は人間の気持ちを察するのが上手なので、飼い主さんがなにかストレスを感じてイライラしていたり不安な気持ちを持っていると犬も同じような感情を持ちやすくなるといいます。

笑顔が多い飼い主さんの場合は、犬もごきげんなことが多く楽しそうな表情を見せてくれるはずです。また仕草なども犬のもともとの習性によって、群れのリーダーを真似る性質から似ることがあるようです。よく見てみると飼い主さんと同じような仕草をしている愛らしい姿を確認できるはずですよ。

コミニュケーションを取るのが苦手な飼い主さんと散歩をしているとき、「あの人、苦手なんだなー」なんて、避けて散歩をしていると、犬もそれを察知し、警戒するそぶりを見せるようになりますし、心配性な飼い主さんが、「危ないかもしれない!」と犬を抱き上げ危険をいつも回避すれば、犬も心配性になる傾向もあります。
飼い主さんが堂々とし、何事にも動じない人ならば、犬もボスが大丈夫だといってるんで平気平気!!と堂々としてきます。

愛犬が飼い主に似るというのは決して珍しいことではなく、一緒に過ごしてきた期間があり愛情をたくさん注いできたからこそです。飼っている犬を見ると自分の意外な一面にも気付けるかもしれませんね。

 

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